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統合価格設定による収益拡大

業種:化学

業務機能:マーケティング

Palantir Foundry Integrated Pricing Tool を使用すると、営業チームとマーケティングチームは Microsoft Dynamics と Palantir Foundry をまたいでシームレスに連携し、利益率の最大化と顧客維持を図りながら、顧客向けの見積もりを作成し、価格を設定して、その状況を追跡できます。

課題

Palantir Foundry Integrated Pricing Tool の導入前には、次のような課題がありました。

  • 営業マネージャーは、商談の背景情報をほとんど伝えずに電話やメールで価格設定を依頼していたため、マーケティングチームは、どのような目的で誰に向けて製品の価格を設定するのか把握できませんでした。
  • マーケティングマネージャーは、さまざまなシステムから情報を手作業で収集する必要がありました(類似する顧客に過去に提示した価格と、それに関連するコストおよび利益率、調達部門による原材料コストの予測、物流部門による輸送費の見積もりなど)。
  • マーケティングマネージャーは、価格設定の判断に対するフィードバックを得られませんでした。顧客がその価格を受け入れたのか、より安価な競合他社に商談を奪われたのか、あるいは製品や配送方法が顧客の期待に合わず失注したのかがわかりませんでした。

ソリューション

マーケティングマネージャーは、営業マネージャーから寄せられた未処理の見積もり依頼を確認します。その後、商談に関する背景情報(顧客がこの製品を何に使う予定か)、類似する商談の過去の実績、事業目標、将来のコスト見積もりに基づいて価格を提案します。顧客との交渉後、最終結果(受注または失注)が Palantir Foundry にフィードバックされ、今後の意思決定に活用されます。

統合価格設定による収益拡大

ユーザーとステークホルダー

  • スポンサー:マーケティング部門責任者
  • 担当窓口:マーケティングマネージャー、営業マネージャー

効果

このユースケースの成功を評価するために追跡する主要なメトリクスは次のとおりです。

  1. 事業実績(収益、数量、利益率)の目標に対する達成度。
  2. 受注件数とそれに伴う収益。
  3. 初回見積もりの作成から商談成立までの速さ。

仕組み

このワークフローの有用性を支える、実装上の重要なポイントは次の2つです。

  1. Microsoft Dynamics と Foundry 間の同期:新しく作成された見積もりを反映するため、顧客関係管理(CRM)データは Magritte REST プラグインを介して Foundry 内で5分ごとに更新されます。マーケティング部門が判断を下すと、提案価格が Webhook を介して CRM に書き戻されます。
  2. 価格決定用の Quiver ワークフロー:送信された見積もりごとに、マーケティングマネージャーはテンプレート化された Quiver 分析を操作できます。この分析には、十分な情報に基づいて価格を提案するために必要なすべての情報がまとめられており、次の情報が含まれます。
    • 「類似する」商談(同じ品目、顧客、リージョン、数量)の過去の事業実績(数量、価格、コスト、利益率)。
    • 将来の品目価格と部品表情報に基づく原材料コストの見積もりを含む、将来のコスト見積もり。

類似するユースケースを実装する

このユースケースは、次のパターンを実装しています。以下のリンクから、このパターンの詳細と Foundry 内での実装方法を確認できます。

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