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null の処理

null 値は、欠損データまたは不明なデータを表します。このページでは、フィルター、結合、Case データ加工で使用する条件において、Pipeline Builder が null 値をどのように扱うかを説明します。

条件と null

フィルター、Case 条件、結合の一致条件はすべて、True、False、null の3つの結果のいずれかを返すブール条件を評価します。条件が満たされるのは、結果が True の場合のみです。結果が False または null の場合、条件は満たされません。

等値条件

null 入力に対して null を返すのではなく、null を一致判定の対象となる値として扱う比較を、_null セーフ_と呼びます。

Pipeline Builder には、null セーフかどうかが異なる2種類の等値条件があります。

  • 次の値に等しいと次の値に等しくないは null セーフです。null と null を比較すると True が返され、null とそれ以外の値を比較すると False が返されます。null 値を比較して一致を判定したい場合は、これらを使用します。
  • 次の値に等しい(null セーフではない) と次の値に等しくない(null セーフではない) は、いずれかの側が null の場合に null を返します。null が関わる値を除外したい場合は、これらを使用します。

データの欠損のみを確認するには、nullであるとnullではないを使用します。これらは常に True または False を返します。

各データ加工が結果を使用する方法

  • フィルター: 条件が満たされる場合のみ、行を保持します。False または null を返す行は除外されます。
  • Case (条件分岐): 各分岐の条件を順番に評価し、条件が満たされた最初の分岐の値を返します。null を返す条件は満たされていないため、その分岐はスキップされ、行の処理は次の分岐またはデフォルト値に進みます。
  • 結合: 一致条件が満たされる場合のみ、2行を一致と判定します。null を返す条件は満たされていないため、それらの行は一致しません。内部結合では、一致しない行は除外されます。左結合、右結合、外部結合では、それらの行が保持され、一致する行がない側の列には null が設定されます。

null 値が含まれる可能性のある列を条件で比較する場合は、null セーフな等値条件または明示的なnullであるチェックを使用し、欠損データが意図どおりに処理されるようにします。