メンテナンスオペレーターおよび技術コンプライアンスオフィサー

特定のユーザーには、プラットフォームのアップグレードの進行状況を追跡し、他のユーザーがスムーズなアップグレードプロセスを実現するために必要な変更をサポートするための特別な権限が付与されています。これらのユーザーはメンテナンスオペレーターと呼ばれ、Control Panel 内の Oversee progress in Upgrade Assistant ワークフローで示される特有の権限を持っています。

メンテナンスオペレーターは、プラットフォームで新しいアップグレードが利用可能になると、追加の通知を受け取り、包括的なメタデータにアクセスして、進行中のアップグレードの修正状況を追跡し理解するのに役立てることができます。

さらに、メンテナンスオペレーターは、公式にプラットフォームに公開される前に、今後の変更のプレビューを受け取ることができます。これにより、これらの変更に対する準備と計画が事前に可能になります。

メンテナンスオペレーターになる

メンテナンスオペレーターの権限は、Organization 管理者によって付与されます。これらの権限は Control Panel の Organization permission セクションからアクセスできます。

デフォルトでは、これらの権限は次の 2 つの役割に関連付けられています。

• Organization 管理者
• 技術コンプライアンスオフィサー

いずれかの役割に割り当てられたユーザーは自動的に Oversee progress in Upgrade Assistant ワークフローを受け取り、メンテナンスオペレーターとして指定されます。

Upgrade Assistant における進行中の変更を効果的に管理するために、管理者はこのタスク専用に 1 人以上の技術コンプライアンスオフィサーを任命することをお勧めします。

リソースの再割り当て

メンテナンスオペレーターは、任意のリソースを他のユーザーに再割り当てできます。これは、ヒューリスティックス を使用する際に誤って割り当てられた可能性のあるリソースに便利です。

管理者ビュー

メンテナンスオペレーターは、Upgrade Assistant ホームページから 管理者ビュー に切り替えることができます。

管理者ビューには、今後のアップグレードに必要なすべての Organization にわたるアクションの総数が表示されます。

• 現在のユーザーに割り当てられていないアクション
• 現在のユーザーの権限範囲を超えるアクション

画面にオプションが表示されない場合は、必要な権限がないため、Organization 管理者に連絡して Technical Compliance Officer の役割をリクエストする必要があります。

Organization の概要

アップグレードを選択すると、各 Organization の進行状況の概要が表示されます。ここに表示される数値は、現在のユーザーの権限に関係なく、Organization 全体の集計を表しています。

プロジェクトの概要

Organization を選択すると、各影響を受けるプロジェクトの進行状況の概要が表示されます。これは Compass Resources アップグレードにのみ利用可能です。メンテナンスオペレーターが一部のプロジェクトにアクセスできない場合、これらのプロジェクトは 制限付きプロジェクト としてリストされます。しかし、メンテナンスオペレーターはプロジェクトの一意のリソース識別子を表示およびコピーすることができます。

管理者ビューは、メンテナンスオペレーターが進行中のアップグレードの全体的な進行状況を監視するために設計されています。このビューは集約情報を提供し、個々のリソースの詳細を表示しません。この設計により、メンテナンスオペレーターが直接アクセスできないリソースへのアップグレードの影響に関するデータを Upgrade Assistant が表示できます。

概要のエクスポート

メンテナンスオペレーターは、右上隅にある 概要のエクスポート オプションを選択して管理者ビューのデータの概要をダウンロードできます。この操作により、監督されている Organization の修正進行状況を詳述する CSV ファイルが生成されます。