トランザクションセレクタ

次のリストは、Retentionアプリケーションでレテンションポリシーを設定する際に使用できるトランザクションセレクタを説明しています。

このような形式のテキストは、各ポリシーで定義できるパラメーターを表しています。

Only in branch

指定されたブランチにのみ現れるトランザクションを削除します。

引数 1つ: branch

例: "Only in branch main"

"Only in branch main"を設定すると、最初の 2 つのSNAPSHOTトランザクションは、フィーチャーブランチのSNAPSHOTトランザクションのルートトランザクションでもあるため、削除されません。

Not in branch

指定されたブランチにあるトランザクションを除くすべてのトランザクションを削除します。

引数 1つ: branch

例: "Not in branch main"

Transaction count

任意のブランチ上で、最も新しいデータを含むトランザクションのうち「保持するトランザクションの数」のトランザクションのみを保持します。トランザクションがデータを含むとは、以下の条件がすべて真である場合に限ります。

• トランザクションがコミットされている。
• トランザクションが DELETE トランザクションでない。

すべての中止されたトランザクションはデータを含まないものとして削除されます。このセレクタは SNAPSHOT、APPEND、UPDATE トランザクションの違いを区別しないため、インクリメンタルパイプラインでは viewCount セレクタを使用することをお勧めします。

引数 1つ: number of transactions to retain

例: "transaction count 2"

このセレクタは、各ブランチで少なくとも 2 つの SNAPSHOT トランザクションが利用できることを保証します。フィーチャーブランチには 3 つのトランザクションがありますが、最も古いトランザクションは、ブランチ main の 2 つ目のトランザクションでもあるため、削除されません。

View count

最後の「保持するビューの数」のビューにあるトランザクションのみを保持します。ビューはコミットされたトランザクションのみで構成されていると定義されているため、中止されたトランザクションも削除されます。例えば、numViewsToRetain: 1 は、最新のビューより前のすべてのトランザクション（つまり、最新の SNAPSHOT トランザクションより前のすべてのトランザクション）およびすべての中止されたトランザクションが削除されることを意味します。

引数 1つ: number of views to retain

例: "view count 1"

Older than a certain duration

指定された期間より古いトランザクションを選択します。

引数 1つ: duration

Has been projected (advanced)

プロジェクションがあるデータセットについては、このセレクタはすべてのプロジェクションに伝播されたトランザクションを選択します。

No files in active view (advanced)

このセレクタは、最新のビューにないすべてのトランザクション（およびすべてのファイルが新しいトランザクションのファイルによって置き換えられたビュー内のすべてのトランザクション）を選択します。これは、最新のビューに多くのトランザクションがあるデータセットに役立ちます。「Allow deletion from latest view」フラグと共に使用する必要があります。

Only present in views older than (advanced)

指定された期間より古いビューにのみ存在するトランザクションを選択します。ビューの経過時間は、ビュー内の最新のトランザクションの終了時間と現在との間の時間として定義されます。ビューにオープンされたトランザクションがある場合、そのビュー内のトランザクションは削除されません。

引数 1つ: duration

Is derived (advanced)

派生したトランザクションを選択します。これらは、ビルドの実行から生成されたトランザクションです。手動でデータをアップロードしたり、Data Connectionを介して作成したトランザクションは、派生したものとは見なされません。