概要

Resource Management は、ユーザーが以下を理解するのに役立ちます：

• 共有 Foundry コンピューティングの使用量
• Foundry コンピューティングの使用料金
• 請求

このアプリケーションは、主に以下の2つのワークフローを対象としています：

• 使用状況の可視性 ワークフローにより、ユーザーは自身のプロジェクトにおける Foundry 使用リソースの費用分布の概要を確認できます。
• リソース配分 ワークフローにより、管理者はプロジェクトが共有リソースをどのように消費するかを定義し、必要に応じてその消費に制限を設けることができます。

使用状況の可視性

ユーザーは Resource Management の可視性ツールを使用してリソース使用状況を監視および分析できます。

Foundry では、任意のリソースを消費できるすべてのアイテムはプロジェクト内に作成されます。これらのアイテムのリソース使用量は、親プロジェクトに蓄積されます。逆に、プロジェクトは使用アカウントに所属します。

使用アカウントは、関連するプロジェクトをセマンティックに意味のあるグループにまとめ、より良い分析と使用状況の監視を可能にする方法です。デフォルトでは、エンロールメントには2つの使用アカウントがあります：

• default アカウントには、すべての通常のプロジェクトが含まれます。
• user folders アカウントには、すべてのユーザーホームフォルダーが含まれ、これは変更できません。

管理者は新たな使用アカウントを自由に作成し、リソース消費について理解するのに役立つ任意の方法でプロジェクトをトリアージできます。例えば、部門、ビジネスユニット、または組織の観点からプロジェクトをカテゴリー化すると便利かもしれません。プロジェクトの使用アカウントはプロジェクト作成時に指定されますが、後からいつでも管理者によって変更することができます。

Foundry の使用量は、ワークロードやアプリケーションによって異なる方法で蓄積されます。例えば、データ変換を実行すると、compute コスト（分散計算を行うサーバーのコスト）と storage コスト（結果として得られるデータの長期保管コスト）が発生します。

概念的な階層