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マッチアクションの作成
マッチアクションは、マッチとしてハイライトされたデータセットに対して、Sensitive Data Scanner がユーザーの代わりにアクションを実行することを可能にします。マッチアクションには2つのタイプがあります：
- "マーキングの適用" マッチアクション： 指定されたマッチ条件のいずれかにマッチしたデータセットにマーキングを適用するよう Sensitive Data Scanner に指示します。
- "問題の作成" マッチアクション： 指定されたマッチ条件のいずれかにマッチした列に問題を作成するよう Sensitive Data Scanner に指示します。
センシティブデータのスキャンが多数のデータセットをカバーしている場合、誤設定したマッチ条件が不要な問題やデータセット上のマーキングという形で偽陽性を生じる可能性があるため、詳細に進む前にマッチ条件をテストすることをお勧めします。
ユーザーは、スキャンのために マッチアクションなし を選択することで、マッチ条件をテストできます。マッチ条件がデータの期待される形式にマッチすることを確認したら、その後、1回限りのスキャンまたは定期的なスキャンのために他のマッチアクションを選択できます。
マッチ条件の作成と同様に、マッチアクションの作成を開始する方法は2つあります - Sensitive Data Scanner のランディングページから、またはセンシティブデータスキャンを作成する際に行います。
ランディングページからは、マッチアクションサイドバーにリストされている 利用可能なマッチアクション の上にある 追加 を選択します。
センシティブデータスキャンを作成する際には、マッチアクションの選択 ページで、マッチアクションの作成 をクリックしてマッチアクションを作成し、すぐにスキャンで使用することもできます。
これらの出発点のどちらも、同じマッチアクション作成プロセスを開きます。そこから、マーキングを追加 のマッチアクションを作成するか、問題を作成 のマッチアクションを作成するかを選択できます。
"マーキングの適用" マッチアクションの作成
これは "マーキングの適用" マッチアクション の作成プロセスの例です。この例では、PII マーキングがマッチングデータセットに適用されます。
さらに、手動で削除されたマーキングを再適用する オプションは選択されていないため、マーキングが以前に Sensitive Data Scanner によって適用されていた場合（例えば、前回のスキャン中に）、そしてユーザーによって手動で削除されていた場合、マーキングは再適用されません。このオプションを有効にすると、マーキングを再適用できます。
"問題の作成" マッチアクションの作成
これは問題の作成マッチアクションの作成プロセスの例です。ここでは、Sensitive Data Scanner がマッチをハイライトすると作成する問題の割り当て者として、2人のユーザーが選択されていることに注意してください - "ガバナンス管理者" と "データコントロールオフィサー"。
さらに、"問題の作成" マッチアクションには、以下のような高度な設定があります：
- 問題テキスト： マッチアクションが実行されたときに問題が持つテキストをカスタマイズできます。
- 問題ラベル： スペース で利用可能な問題ラベルのいずれかを選択し、問題のトリアージを効果的に行うことができます。
- 問題の重要度： 実行したいスキャンに応じて、問題の優先度を設定できます。
- データセットの作成者に問題について通知する： チェックすると、データセットを作成したユーザーに、作成したデータセットに機密データが見つかったことが通知されます。
- 以下の場合に新しい問題を開かない：
- アーカイブ済み — チェックすると、前回のスキャンが問題を作成し、その後手動でアーカイブした場合、Sensitive Data Scanner は新しい問題を作成しません。
- クローズ済み — チェックすると、前回のスキャンが問題を作成し、その後手動で閉じた場合、Sensitive Data Scanner は新しい問題を作成しません。
