プロジェクトテンプレートの管理

プロジェクトテンプレートは、スペース内でのプロジェクトの作成と設定を標準化します。

一般データ保護規則（GDPR）などのガバナンスフレームワークは、ロール、グループ、マーキング、およびプロジェクト制約などのプラットフォームセキュリティプリミティブの設定を通じてサポートできます。これらの設定はプロジェクトテンプレートを通じてすべての新しいプロジェクトにエンコードおよび強制することができます。これにより、組織は作成されたプロジェクトにガバナンスのガードレールを設定することができます。

管理

スペースオーナーはプロジェクトテンプレートの作成、編集、削除ができます。プロジェクトテンプレートの管理は、Control Panel > すべての設定 > セキュリティとガバナンス > スペースに移動して、スペースごとに行うことができます。特定のスペースのアクションドロップダウンを選択して、プロジェクトテンプレートにアクセスします。

プロジェクトテンプレートページの右上にあるテンプレートを作成を選択して、新しいテンプレートを作成します。これにより、プロジェクトテンプレート作成ウィザードが開き、テンプレート名、説明、変数、ロール、マーキングなどの情報を定義できます。

テンプレート作成では、グループやマーキングの名前などをパラメータ化するために変数を使用することがサポートされています。変数はテンプレートのデプロイメント時（プロジェクト作成時）に変数セクションで定義されます。

これは特に便利で、プロジェクトテンプレートはプレースホルダーグループやマーキングの設定をサポートしており、これらはテンプレートのデプロイメントおよびプロジェクト作成時に自動的に作成されます。

この機能の使用例として、プロジェクト作成時にプロジェクトの命名規則に従う専用のグループが作成され、プロジェクトに対するアクセスを管理するために使用されるように、プロジェクトに対してロールを持つプレースホルダーグループの設定があります。

プロジェクトのデプロイメント

すべての作成されたプロジェクトはテンプレートを使用します。デフォルトのプロジェクトテンプレートは、プロジェクト作成者をオーナーとする空のプロジェクトを作成します。スペースに複数のプロジェクトテンプレートが設定されている場合、プロジェクト作成時にどれを使用するかを選択できます。

スペースに対してeditor権限を持つユーザーは、そのスペースでプロジェクトを作成できます。プロジェクト作成者は、プロジェクトテンプレートの定義に応じて適切な追加権限が必要になる場合があります。たとえば、テンプレートが新しいグループやマーキングの作成、または既存のマーキングの適用を伴う場合、プロジェクトを作成するユーザーはこれらのアクションを実行するための対応する権限を持っている必要があります。