Cipher の使用例

Cipher の一般的な使用例の1つは、デフォルトで機密データを暗号化し、合法的な目的を持つ運用ユーザーが必要に応じて特定のフィールドを選択的に復号化できるようにし、その行動の監査証跡を残すことです。

以下の例の図では、機密データがセキュリティ マーキング が適用された Foundry データセットに登録されます。手順は、Cipher を使用してデータを共有する前にデータを難読化し、運用ユーザーのみが対象の復号化を有効にする方法を概説しています。

再現手順

1. ランディングプロジェクトで Cipher チャンネルを作成 します。
2. 管理者ライセンスを発行 し、関連する管理ユーザーにそのアクセス権を付与します。
3. Transforms 経由で機密行を難読化 し、最小化されたデータセットの マーキングを解除 します。
4. 運用ユーザーがアクセスできるプロジェクトで最小化されたデータセットを参照します。
5. 運用ユーザー用の復号ライセンスを発行 し、それを運用ユーザーのためのプロジェクトに移動します。
6. オントロジー を設定し、暗号化された値のレンダリングを有効に します。