リクエストのレビュー

リクエストのレビュアーとして、リクエスト内のどのタスクを承認または拒否するかを決定できます。タスクを個別にレビューして承認できるものの、レビューする際にはリクエスト全体の影響を考慮してください。誰かが要求しているアクセスの理由について詳しく知りたい場合は、リクエストに対してコメント機能を使用してください。

レビューを始めるには、Approvalsの受信箱でレビュー待ちのリクエストフィルターを選択します。これにより、利用可能なリクエストがユーザーのレビューを待つリクエストのリストにフィルター処理されます。

レビュー可能なユーザー

デフォルトでは、自分自身がアクションを実行する権限を持つユーザーは、対応するタスクのレビューが可能です。ユーザーは複数のタスクをレビューすることが可能かもしれません。

上記の例では、ユーザーはグループメンバーシップタスクの適格なレビュアーですが、マーキングアクセスリクエストタスクの適格なレビュアーではありません。これは、ユーザーが Aircraft delays [Datasource] - Viewer グループに対して Manage permissions アクセスを持っているが、 PII マーキングには持っていないためです。したがって、ユーザーはグループメンバーシップタスクを承認できます。しかし、リクエストを承認し、変更を実行するには、 PII マーキングに対して Manage permissions アクセスを持つユーザーがマーキングアクセスリクエストタスクを承認する必要があります。

コメント

リクエストの右側にあるコメントウィジェットを使用して、リクエストにコメントできます。デフォルトでは、Allドロップダウンに示されているように、リクエスト全体に対するコメントが表示されます。

コメントウィジェットのドロップダウンをフィルター処理して個々のタスクにコメントするか、またはタスクの右側にあるコメントアイコンを選択します。以下の例では、レビュアーはコメントをマーキングアクセスリクエストタスクに対するものだけにフィルター処理しました。

コメントウィジェットを使用すると、リクエストをサポートするために必要なリンクやファイルを追加できます。例えば、リクエスト者はFoundryや外部リソースへのリンクを共有し、承認に必要な法的文書をアップロードできます。

レビュアーの追加

ほとんどの場合、タスクを承認する権限を持つユーザーは、リクエストが作成されると自動的に承認者として割り当てられます。自動的に割り当てられなかったユーザーに明示的にタスクを割り当てたい場合は、レビュアーを招待ボタンを選択して招待します。ただし、レビュアーを招待してもリクエストを閲覧したりタスクを承認したりする権限は付与されません。レビューを依頼されたユーザーは通知を受け取り、Approvalsの受信箱のレビュー待ちのリクエストセクションでリクエストを確認できます。

レビューの提供

適格なレビュアーは、+ Reviewボタンを選択することでタスクを承認または拒否できます。

または、Actionsドロップダウンの全部承認または全部拒否ボタンを使用して、ユーザーがレビュー可能なリクエスト内のすべてのタスクを承認または拒否します。