概要

各 Code Workbook は、環境と関連付けられています。環境には、Workbook 内の計算を支える Spark モジュールにインストールされた一連の Conda パッケージと Spark 設定が含まれます。Workbook を開くと、Waiting for resources や Initializing Environment と表示されることがあります。これは、Workbook が Spark モジュールを取得している間です。Spark モジュールが取得されるまで、コンソールを使用したり、変換を実行したりすることはできません。

各ユーザーには、同じプロジェクト内の同じ環境で Workbook を横断して使用される 1 つの Spark モジュールが割り当てられます。Spark モジュールはユーザー間で共有されることはありません。

プロファイルの選択

Environment をクリックしてから Customize Spark environment をクリックすることで、環境を設定できます。事前定義されたプロファイル のリストが表示されます。これらは、特定のワークフローやユーザーグループに役立つデフォルトのセットとして、管理者によって設定されています。

事前定義されたプロファイルを使用するには、左側のパネルでそれを選択し、Update Spark environment をクリックします。

プロファイルの変更

事前定義されたプロファイルが使用ケースに合わない場合は、Control Panel で事前定義されたプロファイルを編集するか、Workbook で事前定義されたプロファイルをカスタマイズすることで、プロファイルを変更するためにパッケージを追加または削除できます。これらの選択肢の主な違いは、変更の範囲です。Control Panel で事前定義されたプロファイルを編集すると、そのプロファイルを持つすべての Workbook のパッケージがそれに応じて変更されます。逆に、Workbook で事前定義されたプロファイルをカスタマイズすると、特定の Workbook のインストール済みパッケージのみが変更されます。

Control Panel で事前定義されたプロファイルを編集するには、Code Workbook プロファイルの Conda 環境を設定することができます。

Workbook の事前定義されたプロファイルをカスタマイズするには、希望の Workbook を開き、Environment をクリックし、Configure environment を選択し、Customize profile ボタンをクリックします。カスタマイズビューでは、マイナス記号をクリックして既存のパッケージを削除したり、要求されたバージョンを変更したりできます。新しいパッケージを追加するには、Packages サイドバーで検索し、プラス記号をクリックします。プロファイルに追加されると、特定のバージョンを選択するか、AUTOMATIC を選択するか、カスタム Conda バージョンを指定できます。

プロファイルの追加

Workbook 全体で使用する新しい事前定義プロファイルを作成するには、Control Panel で Code Workbook プロファイルの設定 を行うことができます。

カスタム Conda バージョン

カスタム Conda バージョンは次のようになります。

• バージョン（例：3.6）
• 比較演算子とバージョン（例：>=3.6）（承認された比較演算子は =、==、>=、>、<=、< です）詳細については、Conda パッケージ仕様 ↗ を参照してください。