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Quiverの時系列変換(導関数や累積集計など)を使用するには、データが時系列形式である必要があります。オントロジーで既に時系列としてモデル化されたデータは、時系列タブの検索バーから直接見つけることができます。
Quiverで作業する際には、タイムスタンププロパティを持つオブジェクトセットを時系列データに変換することも役立ちます。x軸が時間で、1つのデータシリーズのみが表示されている場合、棒グラフ、折れ線グラフ、およびカテゴリ別数式グラフから時系列データを作成できます。
オブジェクトセットから時系列データを作成するには、次の手順に従ってください。
Start Ts
を Group By プロパティとして選択し、時間をかけて株式イベントの数をチャート化しています。新しい時系列チャートがチャートカードの下に作成されます。この例では、時間毎の Stock Events オブジェクトの数を表示するチャートを時系列データに変換しました。
これで、Quiverの時系列変換をこの時系列データに適用して、さらなる分析が可能になります。例えば、時間をかけてイベントの累積カウントを計算するには、時系列プロットに累積集計を追加できます。
オブジェクトセットから導出された時系列データは、このオブジェクトセットに関連付けられているため、入力オブジェクトセットの変更に基づいて動的に更新されます。例えば、入力オブジェクトセットをフィルター処理すると、時系列データはフィルター処理されたオブジェクトセット内のオブジェクトだけを反映するように変更されます。これにより、ユーザーの選択に基づいて動的に時系列データを生成できるワークフローが可能になります。