はじめに

Quiver 分析の開始

Quiver 分析を開始するには、左側の Foundry ナビゲーションバーを展開し、Apps セクションで View all をクリックします。Analyze Data セクションに Quiver が表示されます。

そこから、＋New Analysis をクリックして新しい分析を開始し、新しい分析のフォルダーを選択して Save を選択することができます。既存の分析を開くこともできます。

データの追加

新しい分析を作成した場合、画面の中央にある ＋Add data to analysis ボタンをクリックして初期データを追加できます。

いつでも Analysis top bar の Add data セクションから追加データを追加できます。

Add Data セクションの項目は、Quiver の検索バーを開き、オントロジー オブジェクトセット（オブジェクトのコレクション）、個々のオブジェクト、または時系列の検索を可能にします。検索は、アクセス権のある結果のみが返されます。デフォルトでは、キーワード検索に一致するオブジェクトセットが検索結果として返されます。検索バーの下のラベルを選択するか、キーボードの Tab キーを使用して、個々のオブジェクトや時系列の結果を表示できます。

分析に追加したいオブジェクトセット、オブジェクト、または時系列を見つけたら、その名前をクリックして分析に追加します。分析にデータを追加し終えたら、右上の X をクリックして検索バーを閉じます。

以下の例では、分析に以下のものを追加しています。

• 会社のオブジェクトセット
• 3M 社を表す個別のオブジェクト
• 3M 株の open 価格、close 価格、dividend、および vol を表す時系列

検索対象内での検索

検索バーで分析に関連するデータを見つけた後、検索対象内で結果をフィルター処理して、含まれるデータを検索できます。オブジェクトタイプ内で検索すると、そのタイプのオブジェクトを追加できます。オブジェクト内で検索すると、そのオブジェクトのプロパティを追加できます。時系列プロパティは時系列として追加できます。

以下の例では、Foundry Reference Project に保存されている Bureau of Transportation Statistics のオープンソース航空データを検索対象内で検索しています。まず、検索バーでオブジェクトを追加し、airport を入力します。Airport オブジェクトタイプにカーソルを合わせると、Search within オプションが表示されます。

Search within を選択すると、すべての Airport オブジェクトのオブジェクト名とプロパティに用語を検索できるようになります。

検索用語として New York を入力し、2 つの結果が表示されます。"La Guardia Airport" にカーソルを合わせると、キャンバスに Add object のオプションが表示されます。

高度な検索の使用

ほとんどの場合、デフォルトの検索バーで必要なデータを見つけることができます。ただし、データの量や複雑さが増すと、より高度なフィルター処理操作が必要になる場合があります。このような場合は、検索バーの左上にある高度な検索ウィンドウを使用できます。

高度な検索の使用方法の詳細については、Use advanced search methods ページを参照してください。

保存されたオブジェクトセットのインポート

場合によっては、以前に Foundry で保存したオブジェクトセットを追加したいことがあります。たとえば、前回の Quiver 分析からのエクスポートや、Object Explorer などの他の Foundry アプリケーションからのオブジェクトセットが考えられます。以前に保存したオブジェクトセットを追加するには、トップメニューの Objects の下にある Import saved object set を選択します。オブジェクトセットのインポートとエクスポートについて詳しく学ぶことができます。