Time series cards

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このセクションの操作には、既存のtime seriesのトランスフォームやtime seriesデータのチャートでの視覚化が含まれます。これらの多くのトランスフォームは、Quiverの外部で使用するためにderived seriesとして保存できます。

• time seriesの追加
• オブジェクトtime seriesプロパティ
• time seriesプレビュー (ベータ版)
• 数値式
• time series式
• 微分
• DSPフィルター
• time seriesをフィルター処理する
• 積分
• 回帰
• サンプル
• セグメントトランスフォーム
• 結合
• 相対時間
• 時間範囲
• 時間シフト
• 累積集計
• ローリング集計
• 定期集計
• バッチtime series
• グループ化されたtime series
• 線形集計
• ボリンジャーバンド
• time series境界

time seriesの追加

time seriesオブジェクトを検索して分析に追加できるポップアップメニューを開きます。

オブジェクトtime seriesプロパティ

オブジェクトに関連付けられたtime seriesプロパティまたはリンクされたセンサーを取得します。リンクされたセンサーを追加するには、以下の手順に従ってください：

1. ルートオブジェクトタイプを選択します（たとえば: Weather Station）。
2. 特定のオブジェクトインスタンスを選択します（たとえば: ROMA）。
3. ドロップダウンから利用可能なセンサーを選択します。センサーが選択されると、それはtime seriesプロットとして表示されます。

time seriesプレビュー (ベータ版)

特定のスキーマを持つFoundryデータセットを入力として受け取り、time seriesチャート上でtime seriesのプレビューを返します。

• データセットには、LONGタイプのTimestamp列、DOUBLEタイプのValue列、およびSeries ID列が含まれている必要があります。
• Timestamp列は100個のバケットに分割され、Value列は各バケットごとに平均化されます。これにより、表示される値は概算になります。

数値式

数式ボックスに数式を記入してtime seriesプロットを生成します。

time series式

数式ボックスで、割り当てられたプロット変数名を使用して数式を入力し、数値を返します。

• 基本的な算術演算（たとえば、掛け算、割り算、足し算、引き算）に加え、さらに複雑な数学的表現もサポートされています。
• Quiverのオートコンプリートは、組み込みの関数やパラメーター名またはシリーズプロパティに基づいて既存のシリーズを提案します。
• Quiverは数式のためにカスタムの数学的表現言語を使用します。サポートされている表現の詳細については、数式ドキュメントをご覧ください。

微分

微分プロットは、選択されたプロット上の各点での変化率を示します。

• デフォルトでは、秒単位で変化率を計算しますが、他のいくつかのオプションに変更できます。これによりカーブの形状には影響しませんが、y軸の単位のみが変わります。
• 微分は、シリーズの傾きが平坦な（つまり変化していない）時期を特定するのに役立ちます。シリーズが変化していない期間を見つけるためには、シリーズの微分がゼロである期間を検索するtime series検索を行うことができます。

DSPフィルター

DSP（デジタル信号処理）フィルターは、入力シリーズの複雑さを減らすために一般的に使用されます。Quiverには、バターワース ↗、チェビシェフ ↗、および逆チェビシェフ ↗の3つの別々のフィルタリングアルゴリズムが含まれています。各アルゴリズムにはいくつかの変更可能なパラメーターがあります。

time seriesをフィルター処理する

このフィルターを使用すると、数学的条件に基づいてポイントを保持または削除できます。time rangeトランスフォームはデータのタイムスタンプ（多くの場合x軸）に基づいてデータをフィルター処理するのに対し、Filterトランスフォームはデータの値（多くの場合y軸）に基づいてフィルター処理します。たとえば、値が100を超えるシリーズのみを含めるようにフィルター処理するには、$A > 100と記入します。

• 特定のシリーズを指すためにプロットリファレンスを使用しています（$A）。これにより、複数のシリーズをフィルター条件に使用することができます（$A > 100 && $B < 50）。
• フィルター条件に一致するデータを保持するか削除するかを制御するパラメーターがあります。
• フィルターメソッドパラメーターには2つのオプションがあります：GapとContinuous。
  • Gapを選択すると、条件に一致しないデータはフィルター処理され、シリーズにギャップとして表示されます。
  • Continuousでは、Quiverはフィルターされた値の間を補間して連続したシリーズを生成します。補間設定は補間オプションドロップダウンで制御され、デフォルトは線形です。

積分

積分トランスフォームは微分の逆です。変化率を計算する代わりに、曲線の下の面積を計算します。

• 微分と同様に、いくつかの異なる時間単位で速度を計算できます。
• 線形積分に加えて、積分メソッドオプションを使用してLHSおよびRHS積分を実行することもできます。

回帰

回帰は、選択されたtime series上の最適な回帰線を表示するために使用されます。

• 線形、0-13次の多項式、または指数回帰フィットを選択できます。
• 最適なフィットラインを計算するために使用される時間範囲は、デフォルトではソースプロットのズーム範囲に設定されていますが、時間範囲パラメーターに合わせて変更することができます。

サンプル

サンプルは、既存のシリーズを一定の頻度で再サンプリングするために使用されます。

• これは2つの主要なシナリオで使用できます：
  • データが一定のレート（たとえば日次）で到着していますが、ある日にはデータが記録されていませんでした。データにギャップがあるのではなく、Sample Seriesを使用して日次レートで再サンプリングして完全なシリーズを生成できます。
  • データが一定のレート（たとえば日次）で到着していますが、異なるレート（たとえば時間単位または週単位）でデータを持つシリーズが必要です。
• Sample Seriesは、既存のデータ間の補間を使用して新しいポイントを計算します。新しいポイントをサンプリングするためのさまざまな補間オプションがあります。デフォルトメソッドは線形補間ですが、前の値、次の値、最近傍、およびなしも使用できます。これらは補間オプションドロップダウンで制御されます。

セグメントトランスフォーム

セグメントトランスフォームは、フィルター処理されたシリーズの出力に対して操作を行います。

• フィルター処理されたシリーズは、多くの場合、各セグメントの間にギャップがある離散セグメントとして表示されます。セグメントトランスフォームを使用すると、各セグメントの統計情報（たとえば平均、最大値、標準偏差）を計算できます。

結合

結合トランスフォームは2つ以上のシリーズに対して操作を行い、すべての入力の累積和または平均を計算できます。

相対時間

相対軸プロットタイプを使用して、絶対ではない時間軸に対してシリーズをプロットできます。代わりに、使用したソースプロットに対して相対的にプロットできます。

• 以下の例では、相対軸がシリーズの開始時間に合わせられています。したがって、X軸は絶対時間の代わりに最初のタイムポイントからの日数/年数を表示します。
• ソースプロットに合わせるだけでなく、任意の時間範囲、time series検索、または任意のカスタム日付に合わせることもできます。

時間範囲

時間範囲を使用して、定義された時間範囲にシリーズをフィルター処理できます。time seriesプロットと時間範囲パラメーターを入力として受け取ります。

時間シフト

時間シフトを使用して、シリーズの時間をある時間単位でシフトできます。

• シリーズは前方または後方にシフトできます。
• これは、先行または遅行指標を確認するのに役立ちます。

累積集計

累積集計を使用すると、シリーズ全体の長さまたは特定の期間にわたってシリーズの累積値を表示できます。

• たとえば、ディズニー株の配当支払いを表すシリーズがある場合、累積集計の合計を使用して、時間とともに増加する配当支払いの累積合計を見ることができます。
• 表示範囲のみで累積トグルもあります。デフォルトでは、累積集計はシリーズ全体の範囲にわたって計算されます。ズームインして表示されている時間範囲に対してのみ集計を計算したい場合は、このトグルをオンにします。

ローリング集計

ローリング集計は通常、シリーズを「平滑化」し、その平均バージョンを表示するために使用されます。シリーズの各ポイントに対して、ローリング集計はウィンドウ関数と集計メソッドに基づいて新しいポイントを計算します。

• たとえば、ウィンドウサイズが1週間でメソッドが平均の場合、各ポイントは前の週の平均値を見つけて計算されます。
• ウィンドウサイズが3日でメソッドが合計の場合、各ポイントは前の3日間の合計になります。
• ウィンドウは、そのポイントまでの前の値によって計算されます。

定期集計

定期集計はローリング集計に似ていますが、データをダウンサンプリングします。

• 日次データがあり、1週間のウィンドウを使用してローリング集計を実行し、平均関数を使用すると、チャートは前の週の平均を表す1日1ポイントのシリーズを返します。
• ただし、1週間のウィンドウで定期集計を行うと、新しいシリーズは1日1ポイントではなく1週間1ポイントになります。

バッチtime series

time seriesルートオブジェクトのオブジェクトセットとtime series式を取り、それらのルートオブジェクトの全バッチに対して式をプロットします。

グループ化されたtime series

オブジェクトセットのtime seriesを表示し、任意のオブジェクトプロパティに基づいて色や分離を行い、リンクされたイベントによってtime seriesをスライスし、関連する時間スライスにのみフィルター処理します。

線形集計

トランスフォームテーブル列、グループ化されたtime seriesプロット、またはtime seriesを持つオブジェクトセットから複数のtime seriesを取り、それらのtime seriesセットを時間にわたって線形集計します。次のアクションメニューから可視化 > 線形集計を選択して線形集計を追加できます。ローリングまたは定期集計トランスフォームが単一のtime seriesを集計するのに対して、線形集計は複数のtime seriesにわたって集計します。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドプロットは、金融市場における潜在的なトレンド、価格変動、および市場センチメントを分析および特定するためにトレーダーや投資家が使用する一種のテクニカル分析ツールです。プロットは、設定可能なローリング時間ウィンドウに単純移動平均（SMA）の周りにプロットされた2つのバンドで構成されています。これらのバンドは次のとおりです：

1. 上部ボリンジャーバンド: このバンドは、移動平均の上に標準偏差の倍数（通常は2）としてプロットされます。
2. 下部ボリンジャーバンド: このバンドは、移動平均の下に標準偏差の倍数（通常は2）としてプロットされます。

以下の例に示すように、これらのバンドは通常、移動平均自体と一緒にプロットされ、ローリング集計プロットを使用して個別に追加できます。

time series境界

time series境界は、2つのtime seriesによって囲まれた領域をプロットします。