データを見つけて使用する

検索

データを見つけて使用する検索パネルを使えば、Fusion にデータやオブジェクトを簡単に取り込むことができます。検索パネルは、Fusion シートの右上隅にある データを見つけて使用するボックスを選択することでアクセスできます。

検索は、検索入力エリアに直接値を入力して行う方法（"Search for a cell or keyword"）と、「ターゲット」アイコンをクリックしてからセルの値を選択する方法のいずれかで行うことができます。

特定のオブジェクトタイプやデータセットを検索対象にすることもできます。選択したデータセットがインデックスされていない場合は、インデックスを作成するよう促されます。

データのインポート

必要なデータが見つかったら、データの使用を選択し、データのインポートパネルを開いてシートに取り込みます。最大 2,000 行のデータをインポートできます。

データのインポートパネルでは、検索結果で使用されたフィルターがインポートクエリのフィルターとして追加されます。たとえば、Red を検索して、color プロパティや行で一致した車のセットで データの使用 を選択した場合、最初のクエリは color == red の車として始まります。

ここからさらにフィルター処理を追加し、最終的に結果のデータを配列、ドロップダウン、またはマルチドロップダウンとしてシートに追加できます。

データセット配列

データセット配列としてインポートすると、シートに lookup_array 関数が追加されます。データセット配列には、ソースからの行名は含まれません。ルックアップの使い方については、ルックアップデータセットを参照してください。

データセットドロップダウンとデータセットマルチドロップダウン

シートにデータセットドロップダウンを追加すると、インポートされた各行に対して、単一セルの単一選択ドロップダウンが配置されます。データセットマルチドロップダウンも同様ですが、複数の値を選択できます。このドロップダウンを使用して、シートの他の部分を制御することができます。

データセットドロップダウンセルには、セルの結合やサイズ変更、フォントサイズの設定、背景塗りつぶしの設定など、フォーマットを適用できます。

オブジェクトのインポート

データセットと同様に、フィルターを使用してシートにインポートするオブジェクトのリストを絞り込むことができます。フィルターは、値やセル参照を使用することができます。セル参照は、セルの値に基づいてフィルター処理を行い、他の値や選択に基づいてオブジェクトセットが更新される動的なシートを作成することができます。この例では、基礎となるデータは U.S. Census Bureau から取得されています。

以下の例では、City オブジェクトタイプには、State がセル B2 の値と等しい場合のフィルターがあります。現在のセルの値は Arizona であり、State が Arizona の都市に絞り込まれます。セルの値は変更でき、フィルターも更新されます。

フィルターを適用した後、リロード を選択して結果のオブジェクトセットを表示できます。このオブジェクトセットをシートにオブジェクトドロップダウンやオブジェクトテーブルとしてインポートできます。デフォルトでは、最大 200 のオブジェクトを単一のオブジェクトドロップダウンまたはオブジェクトテーブルに取り込むことができます。

オブジェクトドロップダウン

シートにドロップダウンとしてオブジェクトを追加すると、単一のセルにドロップダウンが配置されます。このドロップダウンを使用して、シートの他の部分を制御することができます。

オブジェクトドロップダウンセルには、現在選択されているオブジェクトとオブジェクトアイコンが表示されます。次に、セルを選択してドロップダウンを開き、別のオブジェクトを選択できます。

オブジェクトドロップダウンセルには、セルの結合やサイズ変更、フォントサイズの設定、背景塗りつぶしの設定など、フォーマットを適用できます。

オブジェクトテーブル

オブジェクトテーブルは、プレゼンテーション用にフォーマットしたり、シートの他の部分で使用したりすることができます。

オブジェクトドロップダウンとオブジェクトテーブルを組み合わせることで、簡単なダッシュボードを作成できます。これを実現するために、オブジェクトドロップダウンを使用してオブジェクトを選択し、オブジェクトテーブルのフィルターとして使用します。