概要

ボードはContourの機能の主要な要素であり、ユーザーが入力データセットに対して分析やフィルター処理を行う、または別のデータセットと結合することを可能にします。Contourでの基本的な分析アクションは、1つ以上のボードをユーザーのデータに適用することです。各ボードは異なる可能性のある可視化やデータ操作アクションを提供します。データは適用されたボードを通じて上から下へと流れます。

スプレッドシートで小規模なデータセットに対して実行できる一般的な操作は、ボードを使用したContourでスケールアップして実現できます。これには、データのフィルター処理、ピボットテーブルの作成、チャートの作成、ルックアップの実行、カスタム式の作成などが含まれますが、これらに限定されません。

Contourボードの機能には以下のものがあります：

• 可視化： データを異なる形式（ヒストグラム、地理的データを用いたヒートマップなど）で表示します。
• 行のフィルター： レギュラーエクスプレッションやビルトインの日付、数値、ヌルの比較を使用してデータセットをフィルター処理します。
• 集計： データについての集計メトリクスを計算します（例えば、特定の行のデータの平均値を計算します）。
• 行の操作： 他のデータセットから行を追加し、新たな行を導出するか、不要な行を削除します。
• 重複の削除： データセットから重複した行を削除します。重複行はソースデータセットに存在するか、行を削除したり他のセットに結合したりする操作の結果として存在するかもしれません。
• 他のデータセットとの組み合わせ： 他のデータセットに結合したり、それらとセット数学的な操作を行ったりします。
• データの変換： 機密性の高い値を難読化したり、テキストの検索と置換を行ったりします。

次のステップ：

• 複数のボードへのガイド付きチュートリアルについては、Getting started を参照してください。
• ツールバーからボードを追加する方法について詳しく学ぶ。
• すべてのContourボードの詳細については、board descriptions を参照してください。