データセットとオブジェクトセット

データセット

Contour と Code Workbook では、ユーザーはデータセット（表形式のデータ）を出力して、分析結果を保存できます。これらのデータセットは、Contour、Code Workbook、Fusion などのアプリケーションで使用でき、他のユーザーと共有することもできます。

Contour

Contour のパスの結果を保存するには、パスの下部で データセットとして保存 を選択します。データセットに名前を付け、保存場所を選択すると、分析結果を含むデータセットが作成されます。Contour からデータセットを保存する方法については、こちらをご覧ください。

Code Workbook

Code Workbook の変換結果をデータセットとして保存することもできます。その場合は、データセットとして保存 を選択します。デフォルトでは、新しい変換はデータセットとして保存されません。Code Workbook からデータセットを保存する方法については、こちらをご覧ください。

コードリポジトリがより適切な場合は？

堅牢な本番パイプラインを作成し、ガバナンスと監視の追加レイヤーが必要なワークフローをサポートするために、コードリポジトリ アプリケーションの使用をお勧めします。コードリポジトリを使用すると、データエンジニアは効率的なパイプラインを一括で作成できます。

コードリポジトリに適した例のワークフローには、次のようなものがあります。

• 高いデータスケールでの毎日のパイプラインで、インクリメンタルな計算が必要な場合。
• 厳格なガバナンスが求められる高可視性のパイプラインで、履歴のあるコードの以前のバージョンに戻す機能や、ユニットテストが成功した場合にのみコードの変更を許可する機能が必要な場合。

Contour または Code Workbook でデータセットを保存するのに適したワークフローの例：

• 他の分析アプリケーションで使用するための一度限りのデータキャプチャ。

Contour と Code Workbook で作成したデータセットにビルドスケジュールを設定することはできますが、パイプライン化ワークフローは一般的にコードリポジトリに属します。

オブジェクトセット

オブジェクトセットは、Foundry のオブジェクトをサポートするアプリケーションで将来の参照と使用のために保存された、実世界のエンティティのリストです。オブジェクトセットはリソースとして保存され、簡単に共同作業者と共有できます。

オブジェクトセットには 2 種類あります。

• 静的オブジェクトセット： 静的オブジェクトセットは、主キーのリストとして保存され、入力データに変更があっても同じままです。
• 動的オブジェクトセット： 動的オブジェクトセットは、オブジェクトセットを作成するために適用されたフィルターの表現として保存されます。新しいデータがフィルターに一致すると、オブジェクトセットが更新されます。

Quiver 分析で作成したオブジェクトセットは、Foundry に保存できます。保存されたオブジェクトセットは、新しい Quiver 分析にインポートすることも、Object Explorer などの別の Foundry アプリケーションで開くこともできます。

オブジェクトセットをエクスポートするには、カードの右上にある アイコンをクリックしてオブジェクトセットカードのエディターを開き、エクスポートタブに移動します。

オブジェクトセットをインポートするには、保存されたオブジェクト参照のインポートカードを使用します。

Quiver でのオブジェクトセットのインポートとエクスポート方法については、こちら をお読みください。

オブジェクトセットは、Object Explorer でも保存、更新、比較することができます。Object Explorer でのオブジェクトセットの保存方法について詳しくは、こちらをお読みください。