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プロジェクトリファレンスの使用

プロジェクトリファレンスは、通常はデータセットやパイプラインの所有者である高い権限を持つユーザーが、他のプロジェクトで自分たちのデータを発見して使用できるようにする仕組みを提供します。中間プロジェクトは、許可境界や発見の中心地として使用され、パイプラインの一部を所有するユーザーが、データセットの機密解除、キュレーション、または共有可能なバージョンの配布を行い、下流の消費者に利用可能にします。

プロジェクトリファレンスは、データセットをプロジェクトからエクスポートまたはインポートする際に明示的に認識することにより、プロジェクト間でデータを移動するための追加の監視レイヤーを追加します。

手順

  1. コードエディタは、トランスフォームから生成された出力がコードリポジトリのプロジェクト範囲内にある必要があることをユーザーに通知します。たとえば、コードリポジトリが「Data Cleaning Project」というプロジェクト内にある場合、コードリポジトリからの出力は「Data Cleaning Project」のみで、他のプロジェクトには出力できません。 code-warning
  2. プロジェクト範囲外からの入力データセットがある場合、コードエディタはそのデータセットがプロジェクトリファレンスとして追加される必要があることをフラグします。電球アイコンをクリックすることで、入力データセットをプロジェクトリファレンスとして追加できます。 add-code
  3. プロジェクト外のデータセットへのリファレンスは、Projects & filesからも追加できます。
  4. リポジトリの言語パッケージが最新でない場合、更新されるまでプロジェクト範囲を強制することはできません。Code Repositories は、これらを更新する必要があることをフラグし、表示される更新ボタンをクリックすることで解決します。
  5. プロジェクト範囲外のデータセットを入力データセットとしてのみプロジェクトリファレンスに追加できます。出力データセットとして追加しようとすると、AccessOutsideProjectDenied エラーが発生します。

プロジェクトリファレンスと権限

リソースをリファレンスするには、そのリソースに compass:import-resource-from (通常は Viewer ロールから拡張) と、宛先プロジェクトに compass:import-resource-to (通常は Editor ロールから拡張) を持っている必要があります。これらの権限は カスタムロール を使用してカスタマイズできます。

コードリポジトリ内のコードを変更するには、そのリポジトリで参照されるデータセットに関連するすべてのマーキング へのアクセスが必要です。