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時系列データの権限
プラットフォームで時系列データを使用するためには、以下の権限とアクセスが必要です。
時系列プロパティの権限
特定のオブジェクトで時系列プロパティを表示するには、そのオブジェクトと時系列プロパティの基となるデータソースの両方にアクセスする必要があります。
オブジェクトの権限
ユーザーは特定のオブジェクト（通常は基となるデータソースの行）とプロパティ（通常はそのプロパティを提供する基となるデータソース）にアクセスする必要があります。この要件は時系列プロパティに特有のものではなく、すべてのオブジェクトプロパティがこのスキームに従います。オブジェクトのセキュリティ管理に関するドキュメントを確認してください。
時系列プロパティの基となるデータソースの権限
時系列プロパティは、時系列データを時系列同期で参照します。これらの時系列同期は、時系列プロパティ自体に基となるデータソースとしてリストされている必要があります。時系列プロパティを表示するには、その基となるデータソースのすべてのアクセス要件を満たす必要があります。詳細は以下のセクションをご覧ください。
時系列同期の権限
時系列同期は、入力データセットのすべてのマーキングを継承します。時系列同期を表示するには、入力データセットのマーキングに対する適切な権限が必要です。
時系列プロパティの詳細な権限
Palantirの管理者は、内部設定を通じてこの機能を有効にすることができます。エンロールメントに反映されるまでに数日かかる場合があります。
Palantirでは、制限付きビュー（権限行）と異なるデータソース（MDOを介した権限列）の組み合わせを通じて、オブジェクトとそのプロパティの詳細なアクセスを設定します。時系列プロパティは他のプロパティとは異なり、時系列同期も参照します。時系列同期は制限付きビューをバックにすることができないため、詳細な権限を持つことはできません。
時系列同期に対する詳細な権限の代替として、時系列同期の入力データセットに非常に厳しいマーキングを設定し、特定の個人のみが直接それを見ることができるようにすることをお勧めします。その後、これらのマーキングを時系列カタログアプリケーションで継承しないようにします。マーキングが継承されなくなると、時系列を時系列プロパティを通じてアクセスする際に、そのマーキングに対する権限は不要になります。バックの時系列同期のマーキングがすべて切断されると、時系列プロパティの権限は他のすべての標準プロパティの権限と同じになります。オブジェクトとプロパティにアクセスできれば、プロパティの値を表示できます。オブジェクトのセキュリティ管理に関するドキュメントを確認してください。
時系列同期のマーキング
時系列同期は、入力データセットのすべてのマーキングを継承します。時系列同期を表示するには、これらのマーキングのすべての表示要件を満たす必要があります。時系列同期でマーキングの継承を停止する場合、時系列プロパティを介して時系列をロードする際には、これらの時系列同期のマーキングに対する権限は不要になります（つまり、オブジェクトを通じて時系列を表示する場合）。
この設定は、オブジェクトの時系列プロパティを介して時系列をロードする際にのみ、時系列同期のマーキング要件をバイパスします。時系列同期への直接アクセスには、これらのマーキングを満たす必要があります。
マーキングの使用についての詳細は、マーキングのドキュメントを確認してください。
これは高度な設定です。時系列同期のマーキングを切断する際には注意が必要です。時系列データへのアクセスは、プロパティとオブジェクトの権限にのみ依存することになります。
制限付きビューのオブジェクトタイプデータソース
時系列プロパティを表示するには、オブジェクトと時系列プロパティの基となるデータソースの両方にアクセスする必要があります。バックの時系列同期のマーキングが切断されると、オブジェクトタイプの詳細な権限を通じて時系列を許可できます。
オブジェクトへの詳細なアクセスは、オブジェクトの基となるデータソースとして制限付きビューを使用することで制御できます。制限付きビューは、ユーザーがアクセスできるオブジェクトを決定します。オブジェクトのセキュリティ管理について詳しく学んでください。