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ダイナミックフィルターは、特別なキーワードや関数を使用して、同期のためのより柔軟で強力なフィルタリングを実現します。
ダイナミックフィルターは、アドオンバージョン SP26 から利用可能です。
以下の固定キーワードは、動的な日付値を返します。
キーワード | 説明 |
---|---|
[CURRENTYEAR] | YYYY 形式の現在の年を返します |
[TODAY] | YYYYMMDD 形式の今日の日付を返します |
[LASTDAYOFMONTH] | YYYYMMDD 形式の現在の月の最終日を返します |
[LASTDAYOFLASTMONTH] | YYYYMMDD 形式の前の月の最終日を返します |
[FIRSTDAYOFMONTH] | YYYYMMDD 形式の現在の月の初日を返します |
[FIRSTDAYOFLASTMONTH] | YYYYMMDD 形式の前の月の初日を返します |
以下のダイナミック関数は、さまざまな日付計算を実行します。
関数 | 説明 |
---|---|
[ADDDAY] | 選択した日付に日数を追加します(例:[ADDDAY(22102022,1)] → 23102022 ) |
[ADDMONTH] | 選択した日付に月数を追加します |
[ADDYEAR] | 選択した日付に年数を追加します |
[GETMONTH] | 選択した日付の月を 2 桁の形式で返します(01、02、03、...、12) |
[GETDAY] | 月の日数を 2 桁の形式で返します |
[GETYEAR] | 選択した日付の年を返します |
関数は、固定キーワードと直接使用するか、より複雑な計算のために互いにネストさせることができます。例:
[ADDDAY([TODAY], 1)]
[GETDAY([ADDDAY([FIRSTDAYOFMONTH], -1)])]
ダイナミックフィルターは、シンプル、ネスト、またはチェーンネスト形式で使用できます。それぞれの例を以下に示します。
BUDAT>[TODAY]
BUDAT>[ADDDAY([FIRSTDAYOFMONTH], -1)]
BUDAT<[ADDDAY([ADDDAY([TODAY],[GETDAY([TODAY])])],1)]
固定キーワードとダイナミック関数を組み合わせることで、さまざまなデータ分析シナリオに適応する柔軟で強力なフィルターを作成することができます。