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カスタム認証とロール管理の設定

Palantir Foundry Connector 2.0 for SAP Applications は、SP16 以降でカスタム認証管理をサポートしています。ロールとオブジェクトアクセス定義は、SAP Standard Authorization Management(PFCG)の代わりに透過的テーブルで定義できます。

この機能を有効にするには、/PALANTIR/PARAM トランザクションを実行し、以下のパラメーター値を維持します:

  • Param ID: SYSTEM
  • Param Name: AUTH_CHECK_SOURCE
  • Param Value: TABLE

この機能が有効になっている場合、既存のコンテンツロールはチェックされません。この機能を無効にするには、パラメーターを削除するか、パラメーター値を TABLE から PFCG に変更します。

カスタムロールを作成するには、以下の手順に従ってください:

  • /PALANTIR/AUTH_01 トランザクションを実行して新しいロールを定義します。

    • Role ID はロールの一意の識別子で、すべてのコンテキストで使用できます。

    • Object Type は Foundry SAP Connector がサポートするオブジェクトタイプです:

      • TABLE
      • REMOTETABLE
      • INFOPROVIDER
      • REMOTEINFOPROVIDER
      • BEX
      • FUNCTION
      • REMOTEFUNCTION
      • SLT
      • EXTRACTOR
    • Object はメインの抽出オブジェクトです。たとえば、オブジェクトタイプが TABLE の場合、オブジェクトはテーブル名(BSEG または B*)であるべきです。ワイルドカードがサポートされています。

    • Exc/Inc 設定を構成してアクセスを許可または拒否します。オブジェクトへのアクセスを拒否するには Exclude を使用します。

  • /PALANTIR/AUTH_02 トランザクションを実行し、ロールをユーザーとコンテキストに割り当てます。

    • ユーザーは Foundry が SAP に接続するために使用するもので、Foundry Source 構成で定義されています。
    • リモートエージェント、エクストラクター、または SLT がない場合、コンテキストは空白のままにすべきです。
    • 同じロールは複数のコンテキストとユーザーで使用できます。