3D アフィントランスフォーム

対応: バッチ、ストリーミング

入力されたジオメトリに 3 次元アフィントランスフォームを適用します。このトランスフォームは、ユーザーが提供した投影座標系で行われ、結果は WGS84 に再投影されます。2 次元ジオメトリは、アフィントランスフォームが適用される前に z 座標が 0 に設定されます。返されるジオメトリは 3 次元であり、各座標 [x, y, z] は、行列の掛け算 [[x0, x1, x2, x-offset], [y0, y1, y2, y-offset], [z0, z1, z2, z-offset], [0, 0, 0, 1]] * [x, y, z, 1] を表し、結果の最初の 3 つのオーディナントが返されます。

式のカテゴリ: ジオスペーシャル

引数

ジオメトリ列 - アフィントランスフォームが適用されるジオメトリ。
Expression<String>
投影座標系 - "authority" 形式の座標系識別子。たとえば、UTM ゾーン 18N は EPSG:32618 で識別されます。ジオメトリはソース座標系にキャストされ、アフィントランスフォームが適用され、再度 WGS84 にキャストされます。
Literal<String>
任意 X オフセット - デフォルトは 0.0 の行列の (0,3) 値。このパラメーターは、ジオメトリが x 軸の正方向に平行移動される距離を表します。
Literal<Double>
任意 X0 - デフォルトは 1.0 の行列の (0,0) 値。
Literal<Double>
任意 X1 - デフォルトは 0.0 の行列の (0,1) 値。
Literal<Double>
任意 X2 - デフォルトは 0.0 の行列の (0,2) 値。
Literal<Double>
任意 Y オフセット - デフォルトは 0.0 の行列の (1,3) 値。このパラメーターは、ジオメトリが y 軸の正方向に平行移動される距離を表します。
Literal<Double>
任意 Y0 - デフォルトは 0.0 の行列の (1,0) 値。
Literal<Double>
任意 Y1 - デフォルトは 1.0 の行列の (1,1) 値。
Literal<Double>
任意 Y2 - デフォルトは 0.0 の行列の (1,2) 値。
Literal<Double>
任意 Z オフセット - デフォルトは 0.0 の行列の (2,3) 値。このパラメーターは、ジオメトリが z 軸の正方向に平行移動される距離を表します。
Literal<Double>
任意 Z0 - デフォルトは 0.0 の行列の (2,0) 値。
Literal<Double>
任意 Z1 - デフォルトは 0.0 の行列の (2,1) 値。
Literal<Double>
任意 Z2 - デフォルトは 1.0 の行列の (2,2) 値。
Literal<Double>

出力タイプ: Geometry

例

例 1: 基本ケース

引数の値:

ジオメトリ列: geometry
投影座標系: EPSG:4326
X オフセット: 0.0
X0: 0.0
X1: -1.0
X2: 0.0
Y オフセット: 0.0
Y0: 1.0
Y1: 0.0
Y2: 0.0
Z オフセット: 0.0
Z0: 0.0
Z1: 0.0
Z2: 0.0

geometry	出力
{"type":"Polygon","coordinates":[[[0.0, 0.0],[1.0, 0.0],[1.0, 1.0],[0.0, 1.0],[0.0, 0.0]]]}	{"type":"Polygon","coordinates":[[[0.0, 0.0, 0.0],[0.0, 1.0, 0.0],[-1.0, 1.0, 0.0],[-1.0, 0.0, 0.0],[0.0, 0.0, 0.0]]]}

例 2: 基本ケース

引数の値:

ジオメトリ列: geometry
投影座標系: EPSG:4326
X オフセット: 1.0
X0: 0.0
X1: -3.0
X2: 0.0
Y オフセット: 2.0
Y0: 0.0
Y1: 2.0
Y2: 0.0
Z オフセット: 3.0
Z0: 0.0
Z1: 0.0
Z2: 1.0

geometry	出力
{"type":"Polygon","coordinates":[[[0.0, 0.0, 1.0],[1.0, 0.0, 2.0],[1.0, 1.0, 3.0],[0.0, 1.0, 2.0],[0.0, 0.0, 1.0]]]}	{"type":"Polygon","coordinates":[[[1.0, 2.0, 4.0],[1.0, 2.0, 5.0],[-2.0, 4.0, 6.0],[-2.0, 4.0, 5.0],[1.0, 2.0, 4.0]]]}

例 3: 基本ケース

引数の値:

ジオメトリ列: geometry
投影座標系: EPSG:4326
X オフセット: 0.0
X0: 2.0
X1: 0.0
X2: 0.0
Y オフセット: 0.0
Y0: 0.0
Y1: 3.0
Y2: 0.0
Z オフセット: 0.0
Z0: 0.0
Z1: 0.0
Z2: 4.0

geometry	出力
{"type":"Point","coordinates":[1.0, 2.0, 3.0]}	{"type":"Point","coordinates":[2.0, 6.0, 12.0]}
{"type":"LineString","coordinates":[[0.0, 1.0, 1.0], [1.0, 2.0, 3.0]]}	{"type":"LineString","coordinates":[[0.0, 3.0, 4.0],[2.0, 6.0, 12.0]]}
{"type":"Polygon","coordinates":[[[0.0, 0.0],[1.0, 0.0],[1.0, 1.0],[0.0, 1.0],[0.0, 0.0]]]}	{"type":"Polygon","coordinates":[[[0.0, 0.0, 0.0],[2.0, 0.0, 0.0],[2.0, 3.0, 0.0],[0.0, 3.0, 0.0],[0.0, 0.0, 0.0]]]}

例 4: 基本ケース

引数の値:

ジオメトリ列: geometry
投影座標系: EPSG:4326
X オフセット: 0.0
X0: 1.0
X1: 1.0
X2: 0.0
Y オフセット: 0.0
Y0: 0.0
Y1: 1.0
Y2: 0.0
Z オフセット: 0.0
Z0: 0.0
Z1: 0.0
Z2: 0.0

geometry	出力
{"type":"Polygon","coordinates":[[[0.0, 0.0],[1.0, 0.0],[1.0, 1.0],[0.0, 1.0],[0.0, 0.0]]]}	{"type":"Polygon","coordinates":[[[0.0, 0.0, 0.0],[1.0, 0.0, 0.0],[2.0, 1.0, 0.0],[1.0, 1.0, 0.0],[0.0, 0.0, 0.0]]]}

例 5: 基本ケース

引数の値:

ジオメトリ列: geometry
投影座標系: EPSG:4326
X オフセット: 1.0
X0: 1.0
X1: 0.0
X2: 0.0
Y オフセット: 1.0
Y0: 0.0
Y1: 1.0
Y2: 0.0
Z オフセット: 1.0
Z0: 0.0
Z1: 0.0
Z2: 1.0

geometry	出力
{"type":"Point","coordinates":[1.0, 2.0, 3.0]}	{"type":"Point","coordinates":[2.0, 3.0, 4.0]}
{"type":"LineString","coordinates":[[0.0, 1.0, 2.0], [1.0, 2.0, 3.0]]}	{"type":"LineString","coordinates":[[1.0, 2.0, 3.0],[2.0, 3.0, 4.0]]}
{"type":"Polygon","coordinates":[[[0.0, 0.0],[1.0, 0.0],[1.0, 1.0],[0.0, 1.0],[0.0, 0.0]]]}	{"type":"Polygon","coordinates":[[[1.0, 1.0, 1.0],[2.0, 1.0, 1.0],[2.0, 2.0, 1.0],[1.0, 2.0, 1.0],[1.0, 1.0, 1.0]]]}

例 6: Null ケース

引数の値:

ジオメトリ列: geometry
投影座標系: EPSG:32618
X オフセット: 0.0
X0: 2.0
X1: 0.0
X2: 0.0
Y オフセット: 0.0
Y0: 3.0
Y1: 0.0
Y2: 0.0
Z オフセット: 0.0
Z0: 4.0
Z1: 0.0
Z2: 0.0

geometry	出力
null	null