SQL プレビュー

SQL プレビュー機能を使用して、構造化データセットのクイック分析を表示します。SQL プレビューは、読み取り専用のSQLクエリを実行できるSQL「スクラッチパッド」で構成されており、以下を含みます。

• データセットのスキーマ/列名の自動補完
• バッククォート「`」内で他のデータセットを検索し、効率的な JOIN クエリを実行
• ハイライトされたクエリを実行するためのキーボードショートカットなど、エディターフレンドリーな機能を使用
• 実行されたSQLクエリの結果をプレビュー表として出力
• ユーザーの好みに合わせて列と下部パネルのサイズを調整

SQLデータを分析する

以下の手順に従って、SQL プレビュー機能を使用します。

1. 任意の表形式のデータセットに移動します。
2. 画面の左下隅から SQL プレビュー を選択して、調整可能なプレビューパネルを開きます。
3. コード タブで、データセットに対する読み取り専用クエリ（結合を含む）を記述します。

• バッククォート「`」内にデータセット名を入力して、結合用のデータセットを検索できます。名前に一致するデータセットのドロップダウンリストが表示されます。

  

• ドロップダウンリスト内の任意のデータセットにカーソルを合わせると、完全なリソース名とファイルパスが表示されます。

4. 各クエリは、エディタ上の 実行 ボタンまたは Cmd + Enter（macOS）または Ctrl + Enter（Windows）キーコマンドで実行します。1度に実行できるクエリは1つだけです。複数のクエリがある場合は、実行するクエリをハイライトしてください。

5. 実行されたすべてのクエリは、自動的に 履歴 タブに保存されます。

互換性

SQL エンジンは Spark SQL 方言をサポートしています。Spark SQL では、テーブル名などの識別子はシングルクォートやダブルクォートではなく、バッククォート（ ` ）を使用して引用する必要があります。

たとえば:

Copied!
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SELECT column_name FROM `table_name`;

-- table_name から column_name を選択するクエリ Spark SQL 方言とその構文の詳細については、公式 Spark SQL ドキュメント ↗を参照してください。

クエリ実行の詳細と制限

1. 各クエリはデータセット全体で実行され、Contour と同じコンピュートバックエンドを使用します。
2. 各クエリは最大で 1,000 行のサンプルを返します。