チェックスケジュール

時間ベースのチェックは、自動または手動スケジュールで評価するように設定することができます。

自動

自動で実行するように設定した場合、チェックは2つのタイミングで実行されます：

1. データセットが更新されたとき。
2. ユーザーが設定した閾値をデータセットが超えたとき。

データセットの更新トランザクションは、チェックが i) 設定したチェックに基づいてデータセットを評価し、ii) 現在の時間と前回コミットしたトランザクションとの間の経過時間を評価するようにトリガーします。また、次回のチェックの閾値をリセットし、現在の時間に時間閾値の最小値を加えます。

例えば、最終更新からの経過時間チェック の閾値を1時間未満に設定したとします（「最終更新からの経過時間が1時間以下の場合、このチェックは通過します」）。

チェックが通過する

データセットが58分で更新されたとしましょう。このとき、チェックが実行され、最後のトランザクションから60分未満だったため、'Passed'の結果が出ます。更新トランザクションにより、次回のチェックの閾値もリセットされます - 現在から60分後に自動的に再度実行され、データセットが更新されているかどうかを評価します。

データセットが60分未満で更新し続ける限り、チェックはデータセットの更新時に通過し続け、設定した閾値には到達しません。

チェックが失敗する

今度は、データセットが62分で更新されたとします。最後の更新から60分経過した時点でチェックが実行され（1時間の閾値により設定）、最後のトランザクションから60分以上経過したため、チェックは失敗します。データセットが62分で更新されると、チェックが再度実行され、最終更新からの経過時間を現在の時間に更新し、チェックは通過します。チェックのウォッチャーには通知が送られます。

手動スケジュール

手動スケジュールは、データセットが構築されるタイミングに関係なく、定期的な間隔でチェックを実行します。分単位、時間単位、日単位、週単位、またはカスタムスケジュールで実行するように設定することができます。