Oracle NetSuite SuiteQL

Foundry を Oracle NetSuite の SuiteQL フレームワークに接続し、NetSuite ERP から Foundry へのデータ同期を開始します。

対応する機能

セットアップ

1. Data Connection アプリケーションを開き、画面の右上隅にある + New Source を選択します。
2. 利用可能なコネクタタイプから NetSuite SuiteQL を選択します。
3. インターネット経由で 直接接続 を使用するか、エージェントランタイムを経由して接続 するかを選択します。
4. 以下のセクションにある情報を使用して、コネクタのセットアップを続けるための追加の設定プロンプトに従います。

Foundry での コネクタの設定 について詳しくはこちらをご覧ください。

認証

NetSuite SuiteQL ソースは トークンベースの認証 (TBA) ↗ を使用します。

NetSuite でユーザーロールと権限を設定する

NetSuite のアクセス制御は、ユーザーにロールを割り当てることで設定されます。各ロールは、ユーザーが実行できるタスクとアクセスできるデータを定義する権限の集合です。Foundry に接続するユーザーに対しては、以下の設定を推奨します：

1. 適切な権限を持つ専用のロールを作成します。

   1. NetSuite のツールバーから、Setup > Users/Roles > Manage Roles > New を選択し、ロールに明確な名前を付けます。 foundry-role の使用を推奨します。
      • 必要に応じて、Web Services only の設定ボックスをチェックすることができます。
   2. ロールページの最下部に移動して Permissions > Setup を選択し、ロールにシステム全体の権限を追加します。最低限追加する必要がある権限は以下のとおりです：
      • Log In using access tokens
      • REST Web Services
      • Custom Record Type
      • Custom Field
      • 必要な権限を追加した後は、必ず Save をクリックしてください。
   3. ロールページの最下部に移動して Permissions > Report を選択し、レポートの権限をロールに追加します。以下を選択します：
      • SuiteAnalytics Workbook
      • 権限を Add してから Save をクリックしてください。
   4. Foundry からクエリを実行したいテーブルに対するテーブル権限をロールに追加します。ロールページの最下部に移動して Permissions > Lists を選択します。必要なテーブルを選択し、Add してから Save をクリックします。

2. 新しいロールをユーザーに割り当てます。

   1. NetSuite のツールバーから、Setup > Users/Roles > Manage Users を選択します。Foundry に接続するために使用するユーザーを選択し、Edit をクリックします。
   2. Access タブに移動し、Give Access チェックボックスがチェックされていることを確認します。
   3. Roles タブで、新しく作成したロール（foundry-role）をドロップダウンリストから選択し、Add をクリックしてから Save をクリックします。

正しい権限が追加されたことを確認するには、新しいロールが割り当てられたユーザーとしてログインし、期待したすべてのデータを表示できることを確認します。

NetSuite での統合とアクセストークンの設定

統合レコードは NetSuite で外部システムへの接続を管理するために使用されます。Foundry への接続には以下の設定を推奨します：

1. TBA を使用して新しい統合レコードを作成します（詳細はこちら ↗）。
   1. NetSuite のツールバーから、Setup > Integration > Manage Integrations > New を選択し、統合に明確な名前を付けます。 foundry-integration の使用を推奨します。
   2. State が Enabled であり、Token-based Authentication のみがチェックされていることを確認します。他のすべてのボックスはチェックを外します。
   3. Save をクリックした後、CLIENT ID と CLIENT SECRET をメモしておきます。これらは Foundry の設定に必要です。

2. TBA トークンを作成し、割り当てます。
   1. NetSuite のツールバーから、Setup > User/Roles > Access Tokens > New を選択します。
      • 他のユーザーのトークンを管理できない場合は、NetSuite のホームページの左下にある Settings パネルに移動し、Manage Access Tokens を選択します。
   2. 新しく作成した application （この例では foundry-integration）、新しく作成したロール（foundry-role）を割り当てたユーザー、および新しく作成したロールを選択します。
      • 他のユーザーのトークンを管理できない場合、ユーザーはデフォルトで選択されます。ユーザーに新しく作成したロール（foundry-role）が割り当てられていることを確認してください。
   3. Save をクリックした後、TOKEN ID と TOKEN SECRET をメモしておきます。これらは Foundry の設定に必要です。

NetSuite でのトークン管理について詳しくはこちら。 ↗

ネットワーキング

NetSuite SuiteQL コネクタは、接続したい NetSuite インスタンスへのネットワークアクセスが必要です。

オプション 1：直接接続

直接接続 を経由して接続する場合、以下の イーグレスポリシー をソースに追加する必要があります：

• <ACCOUNT_ID>.suitetalk.api.netsuite.com on port 443. アカウントIDは、NetSuiteに接続したときのURLにあります。

このイーグレスポリシーが存在しない場合は、イーグレスポリシーのリクエストを行うことができます。それ以外の場合は、イーグレスポリシーの追加を行うことができます。

オプション 2：エージェント接続

エージェントランタイムで接続する場合、エージェントホストが接続するために必要なホスト名、IPアドレス、ポートへのファイヤーウォールが開いていることを確認する必要があります。

接続詳細

同期の作成

NetSuite SuiteQL ソースは 探索 できるので、テーブルを発見したり新しい同期を作成したりすることができます。 また、ソースの概要ページから 手動で新しい同期を作成 することもできます。