Oracle NetSuite SuiteAnalytics

Foundry を Oracle NetSuite に SuiteAnalytics Connect 経由で接続し、NetSuite ERP のデータを Foundry に同期します。

SuiteAnalytics はユーザーの NetSuite インスタンスで有効にする必要があります。有効にするには、NetSuite ドキュメント ↗をご覧ください。

サポートされている機能

機能	ステータス
探索	🟢 一般提供
バッチ同期	🟢 一般提供
増分同期	🟢 一般提供

設定

Data Connection アプリケーションを開き、画面の右上にある + New Source を選択します。
利用可能なコネクタタイプから JDBC を選択します。
インターネット経由の直接接続またはエージェントランタイム経由の接続を選択します。
以下のセクションの情報を使用して、コネクタの設定を続行するための追加設定プロンプトに従います。

Foundry でのコネクタの設定についてさらに学びます。

認証

SuiteAnalytics には ユーザー名/パスワード の組み合わせで認証できます。個別のユーザー資格情報ではなく、サービスユーザー資格情報の使用を推奨します。

NetSuite でのユーザーロールと権限の設定

NetSuite では、各ユーザーに 1 つ以上のロールが割り当てられ、各ロールはユーザーが実行できるタスクとアクセスできるデータを定義する権限のコレクションです。Foundry に接続するユーザーには、以下の設定を推奨します:

適切な権限を持つ専用のロールを作成します。
1. NetSuite のツールバーから Setup > Users/Roles > Manage Roles > New を選択し、ロールに明確な名前を付けます。foundry-role を使用することを推奨します。
2. ロールページの下部に移動し、Permissions > Setup を選択してシステム全体の権限をロールに追加します。SuiteAnalytics Connect を選択し、Add を選択してから Save を選択します。
  - 注: NetSuite ドキュメントでは SuiteAnalytics Connect: Read All 権限を追加することを推奨していますが、NetSuite2.com データソースには無関係です（詳細はこちら ↗をご覧ください）。この権限を追加しても効果はありません。
3. ロールページの下部に移動し、Permissions > Lists を選択して Foundry からクエリしたいテーブルに対するテーブル権限をロールに追加します。テーブルを選択し、Add を選択してから Save を選択します。
新しいロールをユーザーに割り当てます。
1. NetSuite のツールバーから Setup > Users/Roles > Manage Users を選択します。Foundry に接続するユーザーを選択し、Edit を選択します。
2. Access タブに移動し、Give Access チェックボックスがオンになっていることを確認します。
3. Roles タブで、ドロップダウンリストから新しく作成したロール（foundry-role）を選択し、Add を選択してから Save を選択します。
  - 注: NetSuite ドキュメントでは、カスタムロールの代わりに Data Warehouse Integrator ロールの使用を推奨しています。ただし、このロールにはトークンベースの認証が必要です（詳細はこちら ↗をご覧ください）。Foundry では利用できません。

正しい権限が追加されたことを確認するには、新しいロールを割り当てたユーザーとしてログインし、期待するデータがすべて表示されることを確認します。

ネットワーキング

SuiteAnalytics コネクタは、接続したい NetSuite Connect インスタンスへのネットワークアクセスが必要です。

オプション 1: 直接接続

直接接続を利用して接続する場合、ソースの設定時に適切なエグレスポリシーを追加する必要があります。

許可する必要がある サービスホスト と ポート は、NetSuite の設定ホームページで確認できます。https://<YOUR_ACCOUNT_ID>.app.netsuite.com/app/external/odbc/suiteAnalyticsConnectDownload.nl にアクセスします。 NetSuite のアカウント ID なしでこのページにアクセスするには:

ユーザーの NetSuite アカウントのホームページにログインします。
左下の Settings パネルを見つけ、Set Up SuiteAnalytics Connect を選択します。

サービスホスト は通常 <ACCOUNT_ID>.connect.api.netsuite.com の形式で、ポートは 1708 です。

そのようなエグレスポリシーが存在しない場合は、新しいポリシーをリクエストできます。既存のポリシーを追加する場合はこちらをご覧ください。

非 HTTPS プロトコルを使用しているため、次の両方を追加する必要があります:

サービスホスト名を参照する DNS ポリシー
IP 範囲を明示的に参照する CIDR ポリシー。NetSuite インスタンスの IP 範囲はターミナルで nslookup you-service-host を実行して取得できます。NetSuite サービスの IP アドレスは予告なしに変更される場合があります。

オプション 2: エージェント接続

エージェントランタイムで接続する場合、エージェントホストが NetSuite Connect インスタンスに接続するために必要なホスト名、IP アドレス、およびポートに対してファイアウォールが開いていることを確認する必要があります。

接続の詳細

オプション	必須?	説明
`URL`	はい	`jdbc:ns://<SERVICE_HOST>:<SERVICE_PORT>` の形式で、`SERVICE_HOST` と `SERVICE_PORT` は NetSuite の設定ホームページから取得できます。通常の形式は `jdbc:ns://<ACCOUNT_ID>.connect.api.netsuite.com:1708`
`Driver class`	はい	com.netsuite.jdbc.openaccess.OpenAccessDriver である必要があります
`Drivers`	はい	(オプション 1) 直接接続の場合、NetSuite の設定ホームページからダウンロードできる最新の JDBC ドライバーをアップロードします。 (オプション 2) エージェント接続の場合、オプション 1 と同じ JDBC ドライバーを適切に署名してエージェントにアップロードする必要があります。そのためには Palantir の担当者に連絡してください。エージェントにドライバーを追加する方法の詳細をご覧ください。
`Credentials`	はい	Foundry に接続するために使用するユーザーのユーザー名とパスワード。
`JDBC properties`	はい	利用可能なプロパティのすべてのリストはこちら ↗ に記載されています。以下のプロパティは必須です: - CustomProperties : `(AccountID=<ACCOUNT_ID>;RoleID=<ROLE_ID>)` * ROLE_ID は、ユーザーに割り当てたロール (`foundry-role`) に関連付けられた内部 ID です。この値は、Setup > Users/Roles > Manage Roles ページでロール名の横に表示されます。内部 ID が表示されていない場合は、表示方法 ↗をご覧ください。* - NegotiateSSLClose : `false` - ServerDataSource : `NetSuite2.com` 2021年11月8日以降、新しい Connect ユーザーは NetSuite2.com データソースのみを使用して Connect サービスにアクセスできます。詳細については、Oracle NetSuite のドキュメント ↗をご覧ください。 - encrypted : `1`

その他の接続パラメーターは、他の JDBC ソースと同じです。

同期の作成

NetSuite SuiteAnalytics ソースは、テーブルを発見し新しい同期を作成するために探索できます。また、ソースの概要ページから手動で新しい同期を作成することもできます。