PDF ビューア

PDF ビューアウィジェットは、テキストのハイライト表示と一致箇所への自動スクロールを伴うキーワード検索機能をサポートし、手動または変数ベースの入力を通じて PDF ワークフローを強化します。

この機能は、以下に挙げるものを含む多くの強化機能を提供します:

• 文書全体でキーワードマッチングを行うための文字列変数の受け入れ。
• ユーザーが提供するキーワードマッチングのための組み込み検索機能。
• マッチのハイライト表示（現在のマッチは緑色、他のマッチは紫色）とヒット数表示。
• 最初の結果と他のヒット箇所間でのスナップ。
• MediaReferences (メディアセット) のサポート。

設定オプション

ウィジェットの設定は、ページ番号やテキストの変数入力と共に、いくつかのメディア入力ソースをサポートします。変数ページ番号入力は、ユーザーを PDF 内の指定ページに移動させます。設定されたテキスト入力は検索バーに入力され、その用語に対してキーワード検索が実行されます。ウィジェットを設定せずとも、PDF ビューで任意の検索用語を手動で入力することが可能です。

• PDF ソーシングオプションの設定:

  • ウィジェットに PDF を追加するための望ましいメディアソースを選択します。ドロップダウンは、ユーザーが利用可能なサポートされているメディアソースのリストを提供します。現在サポートされているメディアソースは Compass、データセット、メディアリファレンス、およびアタッチメントです。メディアソースが選択されると、そのメディアソースの設定が可能になります。例えばメディアソースには以下が含まれます:
    • Compass: Palantir ファイルシステムを PDF のメディアソースとして使用します。このオプションを選択するときは、以下を提供します:
      • Blobster RID: 望ましい PDF の Blobster RID を指定する文字列変数。
    • Dataset: データセットを PDF のメディアソースとして使用します。このオプションを選択するときは、以下を提供します:
      • Dataset RID: 望ましい PDF を含むデータセットの RID を指定する文字列変数。
      • File Path: 望ましい PDF のデータセット内のファイルパスを指定する文字列変数。
      • Branch: データセットの branchID を指定する文字列変数。branch が指定されていない場合、これは master branch にデフォルト設定されます。
    • Media reference: オブジェクトセットを一つのオブジェクトで定義し、PDF のための media reference 型プロパティを選択します。
      • Object set with a single object: 望ましい PDF のためのオブジェクトセット変数。選択されたオブジェクトセットは一つのオブジェクトを含む必要があります。
      • Property: 選択されたオブジェクトセットから望ましい PDF のためのメディアリファレンス型プロパティ。
    • Attachments: オブジェクトセットを一つのオブジェクトで定義し、PDF のメディアソースとしてアタッチメントプロパティを選択します。このオプションを選択するときは、以下を提供します:
      • Object set with a single object: 望ましい PDF のためのオブジェクトセット変数。選択されたオブジェクトセットは一つのオブジェクトを含む必要があります。
      • Property: 選択されたオブジェクトセットから望ましい PDF のためのアタッチメントプロパティ。

• 入力変数の設定:

  • Page Number: PDF 内の指定したページ番号にユーザーを移動させるための数値変数を追加します。これは、ウィジェットへアクセスしたときにユーザーに表示されるページになります。変数が提供されていない場合、PDF の最初のページが表示されます。
  • Search for Text: ウィジェット内で検索を行うために使用するキーワードを事前に入力するための文字列変数を追加します。