オブジェクトリスト

オブジェクトリストウィジェットは、リストまたはグリッドのいずれかの形式でオブジェクトデータを表示するために使用されます。オブジェクトリストウィジェットを設定するモジュールビルダーは、以下のことが可能です：

1つまたは複数のオブジェクトタイプのデータを表示します。
表示するプロパティタイプとリンクされたオブジェクト、およびその形式を選択します。
必要に応じて、メディアプロパティを選択して各オブジェクトの画像またはアイコンを表示します。
初期のソート基準を設定します。
オントロジーマネージャーで設定した条件付きフォーマットと数値フォーマットオプションを表示します。
よりコンパクトな表示を生成するために、オブジェクトごとにnullプロパティを隠します。
リスト内での単一選択または複数選択を許可します。
リスト内でのオブジェクト選択時にWorkshopイベントをトリガーします。

以下のスクリーンショットは、設定されたオブジェクトリストウィジェットがFlight Alertオブジェクトを表示する例を示しています：

object_list_example

以下のスクリーンショットは、オブジェクトがグリッド表示で設定され、画像が付いたオブジェクトリストウィジェットの例を示しています：

object_list_image_example

以下のスクリーンショットは、オブジェクトがリスト表示で設定され、アイコンが付いたオブジェクトリストウィジェットの例を示しています：

object_list_icon_example

設定オプション

以下は、新しく追加されたオブジェクトリストウィジェットとその初期設定パネルの初期状態のスクリーンショットです：

object_list_empty_state

オブジェクトリストウィジェットには、以下のような主要な設定オプションがあります：

入力データ
- オブジェクトセット： この入力変数は、ウィジェット内に表示されるデータを決定します。モジュールビルダーは、このモジュール内の他の場所で作成された既存のオブジェクトセット変数を再利用するか、新しいオブジェクトセット変数をインラインで定義することができます。以下に示す他の設定オプションの多くは、このオブジェクトセットパラメーターが設定された後にのみ設定可能になります。
プロパティ設定
- メディアを追加： 必要に応じて、オブジェクト情報とともに画像を表示することができます。メディア設定オプションについての詳細な情報は以下で見つけることができます。
- プロパティを追加： ここでプロパティを選択すると、そのプロパティがリスト内に表示されます。
- デフォルトのソート： この設定では、最大1つのデフォルトのソートをリスト内で適用することができます。モジュールビルダーは、リスト内に表示される可視プロパティタイプまたは表示されない非表示プロパティタイプの両方をソートできます。
- ユーザーによるソートを有効にする： 有効にすると、ユーザーがリストのソート基準を変更できるサブヘッダーがリストの上に表示されます。ユーザーは、リスト内に表示される可視プロパティタイプまたは表示されない非表示プロパティタイプの両方をソートできます。
- nullプロパティを隠す： 有効にすると、nullプロパティがリスト内のオブジェクトごとに隠されます。
選択
- アクティブオブジェクト： これは、このウィジェットの出力変数のうちの1つで、現在アクティブまたはハイライトされている行のシングルトンオブジェクトセットを出力します。このオブジェクトセットは、現在のモジュール内の下流のウィジェットで使用できます。
- アクティブオブジェクト自動選択を有効にする： デフォルトでは、リストの最初の行がロード時に自動的にアクティブオブジェクトとして設定されます。この設定を無効にすると、ロード時に空のアクティブオブジェクトが生成されます。
- 選択したオブジェクト： これは、このウィジェットの出力変数のうちの2つ目で、現在チェックされている/選択されている行のオブジェクトセットを出力します。このオブジェクトセットは、現在のモジュール内の下流のウィジェットで使用できます。この出力変数は、複数選択を有効にするトグルがtrueに設定されている場合にのみ使用され、設定されます。
- アクティブオブジェクトの選択時に： このオプションを使用すると、モジュールビルダーは、リスト内で行が選択されたときにトリガーされるWorkshopイベントを設定できます。たとえば、詳細なオブジェクトビューを持つドロワーを表示させるなどの操作が可能です。
- 複数選択を有効にする： 有効にすると、このトグルはユーザーがリスト内で複数のオブジェクトをチェック/選択できるようにします。この選択されたオブジェクトセットは、現在のモジュール内の下流のウィジェットで使用するために、選択したオブジェクトオブジェクトセットを通じて出力されます。
表示 & フォーマット
- タイトル： 入力されている場合、入力された文字列タイトルを持つサブヘッダーがリストの上に表示されます。
- オブジェクト数を表示： 有効にすると、入力オブジェクトセット変数に含まれるオブジェクトの数を表示したサブヘッダーがリストの上に表示されます。
- ウィジェット表示： デフォルトでは、オブジェクトをリストで表示しますが、グリッド内の各オブジェクトカードの数、サイズ、およびカード間のスペースを指定してグリッドでオブジェクトを表示することもできます。
- プロパティスタイル： デフォルトでは、プロパティはその値とともにインラインで表示されますが、値を揃えて表示することもできます。
- 空状態のメッセージ： このウィジェットが表示するオブジェクトがない場合の空状態のメッセージをカスタマイズします。

メディア設定オプション

object_list_media_config

オブジェクトリストウィジェットのメディア設定オプションは以下の通りです：

プロパティ： これは、表示する画像を含むオブジェクトセットのプロパティです。現在、画像URL、画像添付ファイル、およびメディア参照プロパティがサポートされています。
メディア表示： 選択したメディアは、大きな画像として表示されるか、オブジェクトタイトルの隣にあるオントロジーアイコンを置き換えるアイコンとして表示されます。
拡大画像プレビューを有効にする： 有効にすると、画像を拡大してモーダルの中で全体を表示できます。
画像上にマウスを置くとプロパティを表示： 有効にすると、マウスを置くと画像の上にオーバーレイされて表示される追加のプロパティが表示されます。
画像位置： 画像はさまざまな場所に表示でき、その高さまたは幅を固定サイズに制御することができます。
リサイジング： 画像は、空間を満たすために切り取られるか、画像を切り取らずに全体を表示するためにコンテナに合わせて表示することができます。