インラインアクション

インラインアクションウィジェットは、アクションフォームやテーブルを埋め込むことで、ユーザーがオントロジーと対話できるようにします。このウィジェットには、オントロジー内の既存のアクションタイプが必要です。

アクション設定

単一のインラインアクションウィジェットに複数のアクションタイプを表示でき、ユーザーは利用可能なアクションの中から1つを選択できます。各アクションタイプについて、以下の要素を設定できます。

• アクション: オントロジーから既存のアクションタイプを選択します。ユーザーがアクションを表示および送信できることを確認してください。

• デフォルトレイアウト: 選択した各アクションタイプに対して、フォームレイアウトまたはテーブルレイアウトを選択します。

  • フォームレイアウト: ウィジェットにアクションフォームを埋め込み、ユーザーが1つのアクションを一度に送信できるようにします。このレイアウトは、ガイド付きのフォーム操作が望ましい小規模データセットに推奨されます。

  • テーブルレイアウト: ウィジェットに編集可能なアクションテーブルを埋め込みます。アクションテーブルは、大規模データセットやCSVファイルからデータが取得される場合に推奨されます。このレイアウトには以下の利点があります。

    • 効率的なデータ入力を可能にするキーボードナビゲーション
    • テーブルにCSVファイルをドラッグアンドドロップし、列をフォームフィールドにマッピングする機能
    • ユーザーにエラーを表示する即時検証フィールド
    • すべてのアクションは送信時に一度に実行される

    注: データの規模とサポートされる設定はテーブルレイアウトで制限される場合があります。詳細については、アクションタイプ設定ページを参照してください。

    変数でテーブルを事前入力: オブジェクトセット変数をオブジェクトリファレンスアクションパラメーターにマッピングし、変数内のオブジェクトに対応する行でテーブルを事前入力します。変数のオブジェクトタイプは、アクションパラメーターで定義されたオブジェクトタイプと一致する必要があります。

• パラメーターのデフォルト値: インラインアクションビューでパラメーターのローカルデフォルト値を設定できます。パラメーターのデフォルト値が設定されていない場合、オントロジーのアクションタイプパラメーター設定が使用されます。

• 追加オプション:

  • カスタムアクションタイトル: ウィジェットヘッダーのカスタムタイトルを設定します。
  • 無効なフォーム状態: アクションタイプの送信基準が満たされない場合、アクションフォームの表示状態を定義できます。オプションはdisabledとhiddenで、無効なアクションを無効にするか非表示にするかを選択できます。
  • ヘッダーを非表示: アクションヘッダーを表示または非表示に切り替えます。
  • シナリオに適用: 選択したシナリオにアクションを適用します。
  • アクション送信成功時: アクション送信成功時にWorkshopイベントをトリガーします。
  • 出力オブジェクトセット: アクション送信時に作成または編集されるオブジェクトセット。