概要

Carbon アプリケーションは、特定のユーザー群向けにカスタムプラットフォーム体験、すなわちワークスペース の構成を可能にします。Carbon は、重要な運用ワークフローを行う必要がある技術的にあまり熟練していないユーザーに対して集中した体験を提供できます。

例えば、航空機部品のメンテナンス用の Carbon ワークスペースは以下を含むかもしれません：

• メンテナンスが必要な部品の動的に更新されるリストを含む Workshop モジュール
• 各部品をトリアージするための Foundry Actions のセット
• 各部品のメンテナンス問題を調査するために使用できる モジュール
• メンテナンスの傾向を時間経過で表示する Quiver 分析

管理者は、特定のユーザープロファイルに合わせてカスタマイズされた複数の Carbon ワークスペースを作成し、堅牢な 権限 で管理できます。各ワークスペースでは、管理者は関連するワークフローとアプリケーションを強調し、全体的なプラットフォームの複雑さを選択的に隠すことができ、必要に応じて Carbon ワークスペースの外部へのナビゲーションを制限することができます。

Carbon ワークスペースには、カスタマイズされたランディングページと設定された一連のモジュールがあります。Carbon ワークスペースを通じて Foundry にアクセスすると、ユーザーは特定のワークフローに必要なアプリケーションとリソースのサブセットのみを見ることができます。

このドキュメントでは、Carbon ワークスペースの作成、設定、管理の基本的な方法と、いくつかの異なるワークスペースの設定例について説明します。

Carbon へのアクセス

Foundry 内で、アプリケーションポータルに移動し、Carbon ワークスペース を選択することで Carbon にアクセスします。すでに Carbon ワークスペースを作成し、利用可能なアプリケーションとして推奨した場合は、アプリケーションポータルの Promoted apps セクションでワークスペース名を検索できます。