例：新規問題の週報を送信する

この例では、前の週に新しく作成されたサポートチケットのリストが含まれる週報を Notepad レポートとして送信したいと考えています。新規チケットがない場合はレポートを送信しないようにします。この例のために作成したカスタムオブジェクトタイプの Support Ticket オブジェクトタイプを使用します。

条件

オートメーション作成ウィザードで、まず time condition を追加します。ここでは、ダイジェストが毎週月曜日の午前 8 時に送信されるように指定できます。

次に、オートメーションに Object added to set 条件を追加します。追加フィルターなしで Support Ticket オブジェクトタイプを選択すると、新しいチケットが作成されたときにオートメーションがトリガーされます。

実行モードには Batched execution を選択します。これは、先週作成されたすべての新規チケットに対して一つのレポートを送信したいからです。

時間とオブジェクトの条件を追加したため、オートメーションは次の両方の条件が満たされたときにのみトリガーされます：(1) 月曜日の午前 8 時の時間条件と、(2) 最後にオートメーションが実行されてから新しい Support Ticket オブジェクトが作成されたというオブジェクト条件。

効果

条件が満たされた場合、先週作成されたすべてのサポートチケットが含まれる PDF レポートを添付したメールを送信したいと考えています。これを達成するために、まず通知効果を追加します。

受信者として、ユーザーを通知の静的受信者として追加します。あるいは、これらのユーザーすべてを含むグループを追加することもできます。

情報は添付の PDF に含まれているため、複雑な通知本文は必要ありません：代わりに、UI でコンテンツを設定するために Plain notification タイプに依存することができます。また、通知内に Quiver ダッシュボードへのリンクを提供することもできます。

通知に Notepad ドキュメントを添付する

通知添付物を設定するために、Notepad テンプレートを使用して動的に Notepad ドキュメントを作成し、その Notepad ドキュメントの PDF を通知に添付します。

まず、必要な情報を表示できる Notepad テンプレートを作成する必要があります。これには、Notepad ドキュメントの手順に従うことができます。具体的なケースでは、テンプレート入力として Support Ticket オブジェクトセットを取り込む Notepad テンプレートを作成します。テンプレート入力を使用して、オブジェクトセット内の各オブジェクトのタイトルと説明を含む表を表示し、チャートを描画します。

Notepad テンプレートを保存して公開した後、通知効果でそれを使用できます。まず、それを添付物として選択し、テンプレートバージョンを定義します。次に、Notepad テンプレートによって公開された support tickets テンプレート入力を、以下に示すように New Support Tickets 条件効果入力に接続します。

このようにして、Notepad テンプレートは新しいサポートチケットを入力として実行され、結果の Notepad が PDF として通知に添付されます。

まとめ

最後に、オートメーションに名前を付け、保存場所を選択し、有効期限を "never expire" に設定し、オートメーションを保存します。