オペレーショナルアプリケーションとは何ですか？

Palantirでは、特定のワークフローとアプリケーションを「オペレーショナル」と呼ぶことがよくあります。これはどういう意味でしょうか？

オペレーショナルアプリケーションは、特定の意思決定プロセスを推進し、ユーザーがデータの書き戻しを通じて意思決定を記録できるようにするために使用されます。従来のダッシュボードやレポートは、ユーザーに対して読み取り専用のインサイトを提供することに重点を置いていましたが、オペレーショナルアプリケーションでは、ユーザーがアクションを起こすことができます。

一般的に、意思決定を促進するワークフローは、ユーザーの採用や組織の成果に大きな影響を与える可能性が高いことがわかっています。このページの残りの部分では、Foundry のアプリケーション構築機能を使って、実際にオペレーショナルアプリケーションを作成する方法を説明します。

アクションタイプ

Foundry オントロジーでは、アクションタイプは、組織内のユーザーがデータをシステムに書き戻す方法を、一元化された管理された方法で定義するために提供されています。アクションタイプを設定する際には、ユーザーが入力するパラメーターを定義し、柔軟にフォームの設定を行い、サブセクション、説明文など、豊富なオプションでユーザーに表示されるフォームを作成することができます。

どのユーザーがどのアクションを実行できるかの管理は、提出基準を使って制御され、組織の制約に従ってデータが書き込まれるように、任意の複雑さのルールを定義することができます。

基本的なフォーム入力ワークフローに加えて、アクションタイプはさまざまな高度なオプションに対応しています。

• 添付ファイルのアップロードでは、ユーザーが情報を提出する際に画像、PDF、その他のファイルを記録できるようになります。
• サイドエフェクトでは、ユーザーが通知（メールを含む）を送信したり、Foundry 以外の他のシステムにデータを送信するためのオーケストレーションを行ったりすることができます。これには、Webhookを使用します。
• ファンクションバックアクションでは、オブジェクトの変更方法を定義するためにコードを使用して、任意の複雑さのアクションタイプを定義することができます。

アプリケーションでのアクションタイプの使用

オントロジーでアクションタイプが定義されると、Foundry のアプリケーション構築ツールでの使用がシームレスになります。WorkshopとSlateの両方で、アクションフォームを直接ユーザー向けアプリケーションに埋め込むことがネイティブにサポートされています。

• Workshopでは、Button Group Widgetを設定して、ユーザーが簡単にデータをプラットフォームに送信できるようになります。
• Slateでは、Action Widgetがユーザーにアクションフォームを表示します。これをDialogに埋め込むことで、Workshop のような体験を再現できますし、アプリケーションに自由に組み込むことができます。
• Foundry のアプリケーション構築フレームワークの外でカスタムアプリケーションを開発することに興味がある場合は、Foundry のREST APIを使ってアクションを検索して適用することができます。

結論

データの統合と管理に投資することで、組織内のオペレーターは、データを使ってより良い意思決定を行い、その意思決定をシステムに記録してさらなる学習ができるようになります。Foundry のオントロジーとアプリケーション構築機能を使って、わずか数時間で閉ループワークフローを作成することができます。

アクションタイプの作成方法を学ぶことから始めましょう。