エラーリファレンス

このページでは、Object MonitorsアプリケーションやObject ExplorerのMonitorsビューを使用する際に遭遇する可能性がある一般的なエラーカテゴリについて説明します。

評価エラー

モニターは、基礎となるデータに問題があるために評価に失敗する可能性があります。モニターは自動的に再試行されますが、一部のエラーは手動での対応が必要な場合があります。例えば、監視対象のオブジェクトタイプが削除された場合、そのタイプのオブジェクトを含む入力を使用するモニターは評価に失敗します。

モニターの同期がずれている

オブジェクトモニターは、入力を定義するために保存された探索への参照を使用します。この参照は動的ではなく、モニターが保存された時点での探索の状態に従って保存されます。探索が変更された場合でも、モニターは更新されない限り、古い状態の探索を使用して評価を続けます。この場合、モニターに警告バナーが表示されます：

通知効果エラー

モニターの評価が成功した後でも、通知の送信に失敗することがあります。このような状況が発生した場合、履歴イベントはそのイベントの通知が購読者に送信されなかったことを示すタグを表示し、エラー識別子やエラーメッセージなどの詳細情報を提供します。

アクション効果エラー

モニターの評価が成功した後でも、アクション効果の実行に失敗することがあります。これは、アクションのロジックが変更されてモニターの保存された入力設定と互換性がなくなった場合や、アクションの提出条件が満たされない場合など、様々な理由で発生する可能性があります。この失敗が発生した場合、履歴イベントのタイムラインには、そのイベントに対して一つ以上のアクションの実行に失敗したことを示すタグが表示され、関連するエラーの詳細が表示されます。

権限

モニターの評価は個々の購読者の権限を使用します。これにより、モニターの評価とそれに続くアクションや通知の効果が常にユーザーがモニターを評価する時点でアクセス可能なデータを反映するようになっています。ユーザーが入力オブジェクトタイプ、保存された探索、および/またはオブジェクトモニターを表示する権限を持っていない場合、成功した評価の代わりに権限に関連したエラーメッセージが表示される可能性があります。モニターとその入力を共有プロジェクトに保存することを強く推奨します。