値タイプ制約

各値タイプはオプションでデータ検証を強制する制約を定義できます。これらの制約は、Value Type Manager アプリケーションで新しい値タイプを作成する際に設定できます。利用可能な値タイプ制約と、それらが適用できる基本タイプは以下の通りです。

• Enum (one of): 許可される値の静的セットを表す制約。
  • 有効な基本タイプ: String, Boolean, Decimal, Double, Float, Integer, Short。
  • String プロパティの場合、enum の値はオプションで大文字小文字を区別するかしないかを選べます。
• Range: 許可される最小値、最大値、または範囲。
  • 有効な基本タイプ: Decimal, Double, Float, Integer, Short, Date, Timestamp, String, Array。
  • String プロパティの場合、文字列の長さが制約されます。
  • Array プロパティの場合、配列のサイズが制約されます。

さらに、以下のプロパティタイプには追加のタイプ固有の制約が利用可能です。

• String:
  • Regex: 文字列が一致しなければならない正規表現パターン。プロパティ値の部分文字列に一致する場合でも正規表現の検証がオプションで通過することができます。
  • RID: 文字列は有効な rid でなければなりません。
  • UUID: 文字列は有効な UUID でなければなりません。
• Array:
  • Uniqueness: 配列のすべての要素がユニークでなければなりません。
  • Nested: 配列の要素に値タイプ制約を適用できます。たとえば、配列内のすべての文字列に正規表現制約を適用できます。