概要

struct はオントロジーの基本タイプであり、複数のフィールドを持つスキーマベースのプロパティを作成できます。Structプロパティは、structタイプのデータセット列から作成されます。プロパティがオントロジーで定義される前に単一のstructタイプの列にトランスフォームされる限り、Structプロパティフィールドは異なるデータソースを持つことができます。

多くの一般的なオブジェクトプロパティはstructとしてモデル化できます。たとえば、Full NameプロパティはFirst NameおよびLast Nameフィールドを持ち、AddressプロパティにはStreet、City、Postal Code、およびCountryフィールドが含まれます。

Structの設定

以下はstructプロパティの制約および許可される設定のリストです：

• Structの深さは1であり、ネストすることはできません。
• Structは少なくとも1つのフィールドを持ち、最大で10個のフィールドを含むことができます。
• 現在サポートされているフィールドタイプは次の通りです：
  • BOOLEAN
  • BYTE
  • DATE
  • DECIMAL
  • DOUBLE
  • FLOAT
  • Geohash
  • INTEGER
  • LONG
  • SHORT
  • STRING
  • TIMESTAMP

現在のサポートレベル

Structプロパティタイプのサポートが拡大するにつれ、利用可能性はPalantirプラットフォーム全体で異なります。

Structは現在、次のアプリケーションおよびサービスでサポートされています：

• Ontology Manager: Structの定義および編集。
• Workshop: Structの基本的なレンダリングサポート。
• Marketplace: Structプロパティのパッケージおよびインストール。

Structは次のサービスではまだサポートされていません：

• Object Explorer: Structプロパティ値によるオブジェクトの検索は現在サポートされていません。
• Functions: FunctionsでのStructプロパティの使用は現在サポートされていません。
• Actions: ActionsでのStructプロパティの使用は現在サポートされていません。
• Ontology SDK: Ontology SDKアプリケーションでのStructプロパティの使用は現在サポートされていません。

StructはObject Storage V1 (Phonograph)ではサポートされません。