構造体プロパティと共有プロパティタイプ

構造体プロパティはローカルおよび共有プロパティタイプで使用できます。ローカルプロパティタイプを共有プロパティタイプに変換または昇格する場合、構造体フィールドを再マッピングする必要があります。共有プロパティタイプを利用したローカル構造体プロパティタイプは、構造体フィールドリソース識別子 (RID) を除いて共有プロパティタイプフィールドを継承します。構造体フィールドのメタデータ (表示名、説明、エイリアス) は共有プロパティタイプから継承されますが、構造体フィールドは元のRIDを保持します。

構造体タイプの共有プロパティを作成する

1. Ontology Managerで、Shared properties タブを選択します。

2. メインパネルで、New shared property ボタンを選択します。これにより、新しい共有プロパティを設定できるダイアログが開きます。

構造体タイプの共有プロパティを添付する

1. Ontology Managerで、Properties タブを開き、Properties テーブルから目的のプロパティを選択します。
2. 右側の Property editor で下にスクロールし、Shared property セクションで Assign の下にある共有プロパティを選択します。これにより、両方のプロパティ間でプロパティメタデータが共有されます。

注意: ローカル構造体プロパティタイプに共有プロパティタイプを割り当てた後に新しい構造体フィールドを追加するには、共有プロパティタイプに新しい構造体フィールドを追加し、それらをすべてのローカル構造体プロパティタイプのデータソース列にマッピングする必要があります。

構造体プロパティタイプを共有プロパティに変換する

以下の手順では、構造体プロパティを共有プロパティタイプを利用した構造体プロパティに変換する方法を説明します。

1. Ontology Managerで、Properties タブを開き、Properties テーブルから目的のプロパティを選択します。
2. 右側の Property editor で下にスクロールし、Convert to a shared property を選択します。これにより、構造体プロパティが共有プロパティタイプを利用するようになります。