オブジェクトとリンクの編集をユーザーに許可する

Foundryオブジェクトアプリケーションからのデータ編集

ユーザーアプリケーション（WorkshopやObject Viewsなど）でユーザーがプロパティ値を編集したり、リンクを追加・削除したり、オブジェクトを作成・削除できるように設定することができます。また、ユーザーによる編集に基づいてサイドエフェクト（通知など）を設定することもできます。

この機能を設定するためにサポートされている方法は、オントロジーマネージャーでアクションタイプを作成・設定することです。アクションタイプの設定方法の詳細はこちら。

このドキュメントの残りの部分では、ユーザーがアクションを実行できるようにする前に、オブジェクトタイプやリンクタイプで設定する必要があることについて説明します。

外部アプリケーションからのデータ編集

Objects APIは、完全な権限の適用を伴ってオブジェクト、プロパティ、およびリンクを書き込み・更新するための外部クライアント向けのエンドポイントを提供しています。

前提条件の設定

ユーザーがアクションタイプ設定で定義されたアクションを実行できるようにするには、書き戻しデータセットを作成する必要があります。書き戻しデータセットは、ユーザーが編集した内容をビルド時に読み取り、任意のオブジェクトの最新の状態を反映します。

書き戻しデータセットを設定するには：

1. 編集を有効にしたいオブジェクトタイプまたはリンクタイプのDatasourcesページに移動します。
2. ページのWriteback dataset部分でGenerateを選択し、新しい書き戻しデータセットを作成します。データセットを配置するプロジェクトを選択するダイアログが開きます。場所を選択します。
3. オブジェクトタイプまたはリンクタイプを編集できるようにしたいユーザーが、書き戻しデータセットに編集権限を持っていることを確認します。
4. オブジェクトタイプやリンクタイプに対する変更を表示できるようにしたいユーザーが、書き戻しデータセットの表示権限を持っていることを確認します。
   • オブジェクトとリンクの表示機能は、オブジェクトタイプとリンクタイプの元データセットによって制御されます。
   • オブジェクトとリンクの編集内容の表示機能は、書き戻しデータセットの権限によって制御されます。
   • ユーザーが前者のみにアクセスできる場合、編集が適用されていないオブジェクトのみを表示できます。後者にアクセスできる場合、編集内容と現在のオブジェクトの両方を表示できます。