Workshop モジュールにマップテンプレートを埋め込む

マップテンプレートは Workshop モジュールに埋め込むことができます。そのパラメーターの値は Workshop の変数から直接渡すことができます。

Workshop モジュールにマップテンプレートを埋め込むには以下の3つのステップが必要です：

1. Workshop にマップアプリケーションテンプレートウィジェットを追加する
2. リソースを選択する
3. ウィジェットを設定する

Workshop にマップアプリケーションテンプレートウィジェットを追加する

Workshop モジュールの任意のセクションで、+ アイコンまたは + ウィジェットを追加する をクリックしてウィジェットメニューを開き、マップアプリケーションテンプレート ウィジェットを検索します。

リソースを選択する

ウィジェットエディターで 選択 をクリックし、互換性のあるリソースのリストを表示し、埋め込むマップテンプレートリソースを選択します。

ウィジェットを設定する

マップアプリケーションテンプレート ウィジェットの主な設定オプションは以下の通りです：

• 入力
  • リソース： 埋め込むマップテンプレートリソースを選択します。オプションで Override map RID を提供します。定義されている場合、このマップがテンプレートとそのパラメーターを使用してマップを生成するデフォルトの動作の代わりに表示されます。これにより、例えば、オブジェクトのプロパティに保存された RID から既存のマップをロードすることが可能になります。
  • パラメーター： テンプレートのパラメーターに対して Workshop の変数を使用して値を提供します。
  • 再読み込みキー： この変数の値が変更されるたびに、ウィジェットはマップの完全な再読み込みを行います。
  • シナリオからデータをロード： ベースのオントロジーではなく、シナリオを使用して指定したリソースをロードします。
  • シナリオの適用後にマップを再生成： 設定した場合、シナリオの変更後にマップが再読み込みされます。
• インタラクション
  • 選択されたオブジェクト： 現在選択されているオブジェクトのオブジェクトセットを出力します。このオブジェクトセットは、現在のモジュール内の下流のウィジェットで使用することができます。
  • 選択されたオブジェクトが変更された場合： マップ上の選択されたオブジェクトが変更されたときにトリガーする Workshop のイベントを設定します（例えば、トリガーは選択されたオブジェクトの詳細ビューを持つ引き出しを開くことができます）。
  • 選択されたアクションの適用時： ウィジェット内で任意のアクションが成功裏に適用されたときにトリガーする Workshop のイベントを設定します。
  • 描かれた形状： ユーザーが描いた形状の GeoJSON ジオメトリコレクションを出力します。
  • 描かれた形状時： マップに形状が描かれたときにトリガーする Workshop のイベントを設定します。
  • マップ上の全ての可視オブジェクト： 現在のマップの可視オブジェクトのオブジェクトセットを出力します。
  • 利用可能なアクション： ウィジェットから提出されるアクションを制御します。一部 オプションを選択して利用可能なアクションを手動で指定し、モジュールの変数をデフォルトのパラメーター値として活用できるアクション設定を指定します。
  • オブジェクトセットにズーム： マップを指定されたオブジェクトセットの内容に中心を合わせます。
• 機能
  • 描画オブジェクトをフィルター処理する： 設定した場合、ユーザーは オブジェクトセットフィルター 変数を使ってマップ上に表示されるオブジェクトをフィルター処理することができます。
  • 地理空間オブジェクト検索を有効にする： ユーザーが描いた形状を使用してオントロジーを検索できるようにします。
  • フルマップアプリケーションへの遷移を有効にする： ユーザーが現在の状態を使用してウィジェットからマップアプリケーションを開けるようにします。
  • 画像のクリップボードへのエクスポートを有効にする： ユーザーがマップの画像をクリップボードにエクスポートできるようにします。
  • 設定の保存： ユーザーが現在のマップを保存することを許可します。
    • 埋め込まれているリソースがマップテンプレートである場合、保存すると新しいマップリソースが作成されます。
      • このマップは Default resource name で指定された名前が付けられ、 Default folder で指定されたフォルダーに配置されます。Show resource dialog が有効になっている場合、ユーザーにはリソース名と場所を選択するように求められ、設定された名前とフォルダーがリソースダイアログの開始点として表示されます。
      • マップが正常に作成されると、On create new map で定義されたイベントおよび/またはオントロジーActionがトリガーされます。作成されたマップ RID を Action パラメーターの入力として使用したい場合、パラメーター入力ピッカーで特別な Saved map RID オプションを使用します。すべての必要なパラメーターは、定義されたデフォルト値で設定する必要があります。なぜなら、ユーザーにはActionフォームが表示されないからです。
    • 埋め込まれたリソースがマップである場合、保存すると単に埋め込まれたマップリソースが更新され、新しいリソースは作成されません。
• 時間の設定
  • 選択された時間： Timestamp または Date タイプの Workshop 変数を使用して選択された時間を制御します。
  • 時間窓： Timestamp または Date タイプの二つの Workshop 変数を使用して時間窓を制御します。
• インターフェース
  • ツールバー： ツールバーを表示します。
  • レジェンド & 検索パネル： レイヤーと検索パネルを左に表示します。
    • ミニマルレジェンドを有効にする： サイズが小さく、可能な場合は右下に配置されるレジェンドを表示します
    • ベースレイヤーピッカー： ユーザーが レジェンド & 検索パネル の下のボタンを通じて他のベースレイヤーを選択できるようにします。
    • ヒストグラム： ヒストグラムを表示し、ユーザーがオブジェクトタイプやプロパティによってマップをフィルター処理することができます。
  • オブジェクト選択パネル： 現在選択されているオブジェクトを右に表示します。
  • 時間設定パネル： 時間スクラバーを右に表示します。
  • シリーズパネル： シリーズパネルを下に表示します。
  • 不完全な入力メッセージ： マップテンプレートが必要な入力が不足しているために実行できない場合、このメッセージがユーザーにダイアログで表示されます。