デバッグ

Code Repositories のデバッガーツールを使用して、ユニットテストが実行されている間の動作を調査します。ブレークポイントを設定してユニットテストの実行を一時停止し、変数を調べたり、関数やライブラリの理解を深めたりします。

ブレークポイントの設定

デバッガーを使用するには、ブレークポイントを設定する必要があります。これらのブレークポイントは、デバッガーがコードの実行を一時停止する具体的なポイントを示しており、変数と対話することが可能になります。

各行のコードの余白部分にある淡い赤い点を選択してブレークポイントを設定します。デバッガーは、マークされた行が実行される前に実行を中断します。必要に応じて、複数のファイルにわたって複数のブレークポイントを設定することができます。

デバッガーの実行

コードにブレークポイントを追加した後、コードエディタのユニットテストの隣にある Run test を選択します。デバッガーパネルが開き、最初に遭遇したブレークポイントで一時停止します。デバッガーの左側のバーでは、コードのナビゲーション、ブレークポイントの削除、デバッギングセッションの終了/停止が可能です。

コード内をナビゲートすると、エディタは次に実行されるコード行をハイライト表示します。以下のボタンを使用してデバッガーを進めます：

1. Resume execution： 完全に実行するか、次のブレークポイントで一時停止するまで実行を続けます。
2. Step over： 内部関数に入ることなくコード行を実行します。
3. Step into： そのコード行に内部関数が存在する場合、その内部関数に移動します。
4. Step out： 内部関数から出て、デバッガーを進めます。
5. Stop execution： デバッガーを完全に停止します。
6. Remove breakpoints： リポジトリからすべてのブレークポイントを削除し、実行を一時停止せずにユニットテストを実行します。
7. Settings： デバッガーをオン/オフ切り替えます（ブレークポイントはクリアしない）。
8. Documentation： 追加の詳細についてはドキュメンテーションを開きます。

変数の調査

デバッガーが実行中の場合、コードの実行時点での変数やデータを調査することができます。

フレーム

フレームは、デバッガーがアクティブであるか、ブレークポイントが存在する関数を表します。各フレームは、関数の名前に続いてファイルの名前と関数が記述されている行番号を示します。

フレームを選択して、そのフレーム内の変数を調査したり、コンソールコマンドを実行したりします。

変数

変数セクションでは、変換が実行されている間にローカル変数とグローバル変数に格納されている値が表示されます。

コンソール

コンソールを使用すると、デバッガーを実行している間にJavascriptのコンソールコマンドを使用してデータと対話することができます。コンソールでは、以下の2つのパターンがよく使われます：