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Foundry のオブジェクトの識別子は、いくつかの異なる方法で表されており、Functions のコードを正しく記述するために、これらの異なる表現を理解することが重要です。このセクションでは、オブジェクトがどのように識別されるか、およびそれがユーザーのコードにどのような影響を与えるかについて説明します。
"RID"は、Resource Identifier ↗ を指します。これは、Palantir のオープンソース仕様で、エンティティを識別するために使用されます。オントロジーのオブジェクトは、元データセットをインデックス化するか、アクションの一部として作成されたときに、RID が割り当てられます。
Functions では、すべての オントロジーオブジェクト には、string | undefined 型の rid フィールドがあります。RID が undefined になる理由は、オブジェクト作成 API を使用して Functions で新しいオブジェクトを作成することができるためです。新しく作成されたオブジェクトは常に rid の値が undefined になり、既存のオブジェクトは常に定義された rid を持っています。
オブジェクトは、オブジェクトタイプと主キーによっても一意に識別されます。主キーとは、一意の propertyId と値のペアです。たとえば、Employee オブジェクトタイプは、employeeId という string プロパティで一意に識別される場合があります。
すべてのオントロジーオブジェクトには、typeId と primaryKey フィールドが常に存在し、新しく作成されたオブジェクトも含まれます。これは、新しいオブジェクトを作成するときに主キーを提供する必要があるためです。
Functions 内では、各オントロジーオブジェクトは JavaScript オブジェクト ↗ を使用して表されます。1つのオントロジーオブジェクトが複数の JavaScript オブジェクトとして表されることがあります。たとえば、オブジェクト検索からオントロジーオブジェクトを複数回ロードするか、オブジェクト検索からオブジェクトをロードしてパラメーターとして渡すことができます。