評価レイテンシ

Automate アプリケーションでは、オブジェクトセット条件に対して、リアルタイム評価とスケジュール評価の 2 つの異なる評価レイテンシモードを提供しています。

リアルタイム評価がサポートされていない場合、スケジュール評価がフォールバックとして常に使用されます。

リアルタイム評価

監視対象のオブジェクトセットがリアルタイム評価をサポートしている場合、オブジェクトの変更がオントロジーに表示されるのとほぼ同時に評価が行われます。これは、Automate アプリケーションが変更を検出できる前に、オントロジーのインデックス作成操作が完了している必要があることを意味します。

ただし、すべてのオブジェクトセット定義がリアルタイム評価をサポートしているわけではありません。前提条件として、オブジェクトタイプは Object Storage V2 によってサポートされている必要があります。また、リアルタイム評価では以下の機能がサポートされていません。

• 相対時間条件
• 1 つ以上のオブジェクトタイプ
• 結合されたオブジェクトセット
• プレフィックス、用語、フレーズなどの特定のフィルタータイプ

ユーザーインターフェースでは、現在の定義がリアルタイム評価されているかどうか、また、オブジェクトセットがリアルタイム評価できない理由を含めてフィードバックが提供されます。以下のスクリーンショットで示すようになります。

スケジュール評価

条件タイプまたはオブジェクトセット定義がリアルタイム評価をサポートしていない場合、オートメーションはスケジュールに従って評価されます。

スケジュール評価の評価保証は、リアルタイム評価よりも緩やかです。一般的に、オブジェクトデータの変更は 24 時間以内に検出されます。ただし、正確な時間は未定です。一部のオブジェクトセット条件タイプは、時間条件と組み合わせることができ、評価頻度を高めるか、評価時間を特定の時間帯に固定することができます。