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元データセットの変更が「破壊的」であるとは、Phonograph テーブルに既に登録され、インデックスされている行のスキーマが変更される場合を指します。デフォルトでは、Phonograph はスキーマの変更を自動的に受け入れませんので、プロパティマッピングと Phonograph テーブルの登録を更新して手動で対処する必要があります。このタスクでは、元データセットの行が削除されたり、型が変更されたりする場合(例えば、double
から integer
に)の対処方法を学びます。
上流のデータソースで、現在フライトアラートデータセットの一部である rule_name
プロパティが削除されたとしましょう。まず、元データセットでこの削除をシミュレートし、次のタスクで発生する障害に対処します。
ontology_flight_alerts_logic
パイプライン作成物を開きます。
クリーンなフライトアラートデータとオントロジーフライトアラートデータの間にある「Drop column」変換を編集し、rule_name
行も削除するようにします。
flight_alerts
の出力を新しい入力スキーマを使用するように更新します。
適用し、プレビューしてからデプロイします。
データセットのビルドが完了したら、出力 flight_alerts
データセットを開き、Details タブの Syncs セクションに進みます。同期が「実行中」の状態であるかもしれませんが、完了すると失敗が報告されます。
赤い失敗ブロックの History ボタンをクリックします。これにより、この同期の履歴が順序付けられたリストが表示されます。
リストの一番上の失敗した同期項目をクリックします。これで、同期の詳細と、展開可能な Phonograph schema mismatch error メッセージが表示されます。
単語 Details の隣の >
をクリックしてエラーメッセージを展開します。エラーの最後の行に注目してください。
foundryColumnsInPhonographTableSchemaMissingFromFoundrySchema=[rule_name]
登録された Phonograph テーブルは、rule_name
行を期待していました(以前に同期されていたため)が、元データセットには見つかりませんでした。
OMA で ユーザーの フライトアラートオブジェクトタイプを開きます。
左側のパネルの Datasources メニューアイテムをクリックし、Phonograph ブロックまで下にスクロールします。OMA でここに失敗したインデックスのステータスも表示されます(Failed sync リンクをクリックすると、先ほど見た Job Tracker アプリケーションのエラーに移動します)