1 - このコースについて

これまで、コード要素を抽象化したインターフェースを使用してきました。Workshop、OMA、Object Views はすべて「ノーコード」環境です。しかし、アプリケーション開発者がオントロジー対応アプリケーションのネイティブ機能を超えるカスタムビジネスロジックを追加したい場合はどうでしょうか？このような場合、Foundry の Functions を使って、中央管理された再利用可能なロジックを開発・公開することができます。 Functions を作成し、ワークフローに組み込む方法を学ぶことは、ビルダー経験の不可欠な部分であり、オントロジー API を通じてアプリケーションの機能を拡張できるようになります。

⚠️ コースの前提条件

• APPDEV 07: Actions 入門 : このトラックの前のコースをまだ完了していない場合は、今すぐ完了してください。
• Foundry の Code Repositories に精通していること。 Foundry コードリポジトリをまだ使用していない場合は、Code Repository インターフェース に慣れることをお勧めします。
• 組織のオントロジー、Object Views、Workshop モジュールを編集するための 必要な権限。組織のガバナンスによっては、すべてのユーザーがこれらのアクセスレベルを持っていない場合があります。これらのアクセスレベルがなく、持っているべきだと思われる場合は、プログラム管理者または Palantir サポート に連絡してください。

アウトカム

このチュートリアルの目標は、 Functions を使用してアプリケーションを強化する方法を少なくとも3つ紹介することです。このトレーニングを終了すると、Workshop モジュールに以下の機能が追加されます。

• 解決されていないアラートの割合を計算するメトリックカード。
• 出発遅延と到着遅延情報を含むフライトアラートオブジェクトテーブルの新しい行。
• 定性的なアナリスト入力に基づいて影響を受けた乗客への一括補償を許可するアクション。

Functions は TypeScript ↗ で記述されており、JavaScript をベースにしたプログラミング言語です。このチュートリアルでは、エディターに TypeScript コードスニペットをコピー/貼り付けするよう指示する例がありますが、構文の完全な説明はありません。 このコースの目的は、TypeScript コードの記述方法を教えることではありません。 そのためには、オンラインの TypeScript 参考資料やトレーニングを参照してください。Foundry のドキュメントでは、Foundry Ontology API と TypeScript を使用したさらなる例を提供しています。

学習の目的

1. Foundry Function の一般的な構造を理解する。

2. アプリケーションで次のタイプの Functions の作成、公開、および使用方法を練習する。

   • カスタム集計とメトリック
   • 導出された値
   • オントロジー編集

Foundry のスキル

• TypeScript Functions の作成、公開、および実装。
• 以下の作成と実装:
  • カスタム集計
  • 導出値のある行
  • 関数を利用したアクション