4 - ウィジェットの追加：リンクされたプロパティの表示

📖 タスクの概要

ウィジェットの中には、オントロジー全体を横断して、表示中のオブジェクトに間接的にリンクされたオブジェクトからデータにアクセスできるものがあります。プロパティカードは、そのようなウィジェットの一つです。

このフライトアラートに関連する遅延の性質についての簡単な統計を表示したいのですが、そのデータは [Example Data] Delay オブジェクトタイプに含まれており、フライトアラートには含まれていません。以下のデータフロー図で示すように、遅延オブジェクトタイプは、フライトアラートオブジェクトに間接的にリンクされています。

🔨 タスクの説明

1. 前のタスクで追加したプロパティカードウィジェットの下で、➕ ウィジェットを追加を選択します。

2. ウィンドウ上部の検索バーを使って、Property Cards ウィジェットを見つけ、⊕ 追加します。

3. プロパティカードの設定パネルの上部で、新しいカードを追加 を選択し、前のタスクで行ったように カード設定 ウィンドウを開きます。

4. ⊕ リンクを拡張 を選択し、「リンクを選択」ドロップダウンで、[Example Data] Flight を選択します。これは、フライトアラートにリンクされた唯一のオブジェクトタイプで、単一の非集約プロパティを取得できます。

   ユーザーのパッセンジャーオブジェクトタイプもフライトアラートにリンクされていますが、これはオブジェクトセット（1つのアラートに対して複数のパッセンジャー）であるため、カードの上部にある集約オプションを選択しない限り、アクセスできません。

5. 再び ⊕ リンクを拡張 を選択し、「リンクを選択」のドロップダウンメニューで、[Example Data] Delay を選択します。

6. Property セクションで Dep Delay を選択します。

7. プロパティカード設定のドキュメント のヒントを参考に、以下の操作を行ってください：

   • 同じウィジェット内で、このフライトの航空会社の名前を表示する新しいカードを追加します（ヒント：Carrier Name プロパティは [Example Data] Flight オブジェクトタイプにあります）。
   • ウィジェットの列数を 2 に設定して、カードが横に並ぶようにします。
   • 出発遅延カードで、ローカル数値フォーマットを 分 で表示するように設定します（基本タイプ = 標準単位 、サブタイプ = 分。ヒント：出発遅延カードのみを編集するには、カードを選択してから数値フォーマットを編集します）。
   • 両方のカードにアイコン（例：Time や Airplane）を追加して、見栄えを良くします。
   • 編集が終わったら、必ず 保存 & 公開 してください。