13 - 上位500件の遅延をフィルター処理する

📖 タスクの概要

ピボットテーブル と Expression ボードを使って、各ルートの平均遅延時間を算出する新しい行を作成しました。この情報は、架空の航空チームにすぐに役立ちます。ただし、データには4,000件以上の行があります。そこで、最も遅延が大きい上位500件のルートに調査を絞り込みましょう。

🔨 タスクの説明

1. Contour パスの下部にあるバーで、Transform カテゴリーをクリックし、Expression ボードを選択します。

2. Expression ボード内で、新しい表現を記述 します。

3. 新しい行の名前として ranking を入力し、デフォルトの「新しい列を追加」を選択したままにします。次に、表現エディター（つまり、「1」の隣）に以下の表現コードを追加し、Apply をクリックします。

   rank() OVER (ORDER BY "average_total_delay" DESC)

4. 次に、Contour パスの下部にあるバーで Filter カテゴリーをクリックし、Filter ボードを選択します。

5. Select columns... フィールドをクリックし、ranking を検索します。

6. equal to と表示されている中央のドロップダウンをクリックし、less than or equal to に変更します。

7. 最後に、この行の一番右にあるフィールドをクリックし、パラメーターまたは用語を追加 と表示される場所に 500 と入力します。Save をクリックします。

   ℹ️ このタスクで作成する Filter ボードに表示される ⚠️Warning のアドバイザリーメッセージは予想されるものです。これは、Expression ボードで作成する ranking 列が非決定的であるためです。ORDER BY 句で使用される列に「引き分け」があるため、アクティブなデータセット内の各行に与えられる正確な数値順位が、このボードが計算されるたびに変更される可能性があります。これが望ましくない場合は、すべての行で値が一意である別の列を作成してランク付けすることで実現できます。このチュートリアルでは、この非決定性は作業に影響を与えません。

   

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Contour の非決定性に関する詳細は、ドキュメントのこのページ をご覧ください。