クライアントエンドポイントのネットワーク要件

Foundryの主要なフロントエンドはWebアプリケーションであるため、ユーザーは最適な操作のためにサポートされているブラウザーを使用することをお勧めします。 しかし、珍しいネットワーク設定をしているユーザーは、サポートされているブラウザーを使用していても問題が発生する場合があります。 デバッグを支援するために、このページではFoundryがクライアントエンドポイントのネットワーク設定についての前提をいくつか記載しています。

WebSocket サポート

多くのプラットフォーム内アプリケーションは、クライアントとサーバー間の通信にWebSockets ↗を使用しており、FoundryはWebSocket接続が可能であることを前提としています。 一部のプロキシサーバーは、WebSocket接続をサポートするために特別な設定やソフトウェアのアップグレードが必要です。 ユーザーがWebSocketsをサポートしないプロキシを介してFoundryに接続する場合、プラットフォームの大部分が使用不可能になることがあります。

HTTP/2 サポート

HTTP/2のサポートはFoundryプラットフォームのシームレスなパフォーマンスにとって重要であり、多数の同時要求をFoundryアプリケーションからバックエンドに処理するのを助けます。 プロキシサーバーはHTTP/2接続をHTTP/1.1にダウングレードすることができ、これによりFoundryアプリケーションが非常に遅くなり、使い物にならなくなる可能性があります。 Foundryを使用していて速度低下が発生している場合、接続がプロキシを通過している場合には、プロキシが接続をダウングレードしている可能性を調査する必要があります。