Python モデルの依存関係設定

モデルには 依存関係 があり、それはモデルを実行するために必要な特定のパッケージとそのバージョンを意味します。Python モデルがモデリングオブジェクティブに提出されると、そのモデルを実行するために使用されるパッケージとバージョンを定義するために、Conda 環境の解決プロセスが自動的に開始されます。初めてこの解決プロセスが実行されるときは、デフォルトの Python 依存関係のセットに対して行われます。モデルの実行に追加の依存関係が必要な場合は、以下に説明するようにそれらの依存関係を設定する必要があります。

モデルの依存関係を設定する

Python モデルの依存関係を設定するには、オブジェクティブのホームページのモデルセクションで特定のモデルの提出をクリックします。これにより、依存関係を設定できる完全なモデル提出ページに移動します。

次に、設定 ボタンをクリックして設定ダイアログを開きます。このダイアログでは、依存関係のリストを追加、削除、編集し、そのバージョン制約を選択できます。このチュートリアルの例として、新しいパッケージ numpy をバージョンを AUTOMATIC に設定して追加します。モデル設定を保存 を選択して新しい Conda 環境の解決を開始します。

依存関係設定をサポートするモデルタイプ（現在は Python モデルのみ）では、解決が終了するまでモデルのリリースがブロックされます。

解決が成功すると、新規リリースを作成してモデルをデプロイできます。

デフォルトの Python 依存関係のセットは、モデリングオブジェクティブの 設定 ページの デプロイメント タブで確認できます。以下に示します。

Foundry ライブラリを依存関係として使用する

モデルが Foundry 内で開発されたライブラリを使用している場合（Python ライブラリの共有を参照）、ライブラリの基礎となるコードリポジトリに対する読み取り権限がある限り、モデルの依存関係で依存関係として選択することも可能です。