1 - このコースについて

Foundry オントロジーは、組織にとって重要なエンティティ、イベント、およびプロセスの「デジタルツイン」です。このセマンティックオブジェクト層は、ユーザーや同僚が運用および相互運用可能なアプリケーションを構築するために使用できる一貫した API を提供します。以下の Data Lineage 画像では、Foundry オントロジーの [Example Data] Flight オブジェクトタイプが、少なくとも 2 つの運用アプリケーション（Data Lineage で「モジュール」と表示されています）で使用されており、航空機やフライトアラートなどの他のオブジェクトタイプにリンクしていることがわかります。

このグラフはまた、[Example Data] Flight オブジェクトタイプがデータセットによって「バック」されており、スケジュールされたビルドの出力であることを示しています。このフローは、このチュートリアルの中心テーマを示しています。データエンジニアは、アプリビルダーの同僚と密接に連携して、Foundry オントロジーのオブジェクトとリンクを形成するパイプラインとデータセットを構築しなければなりません。

⚠️ コースの前提条件

• DATAENG 07: データ期待値の設定: このトラックの前のコースをまだ完了していない場合は、今すぐ完了してください。
• 組織のオントロジーを編集するための必要な権限。認証が必要な場合は、プログラム管理者または Palantir サポート にお問い合わせください。

アウトカム

データパイプラインは孤立した作成物ではありません。常に何らかの目的のために構築されます。このトレーニングでは、パイプラインの目的は、リンクされたオントロジーオブジェクトタイプの元となるデータセットを準備することです。オントロジーの設定や、元データセットの最適化やオントロジーの形状を変更する上流データ変更に対応できるようにパイプラインを更新する方法を学びます。最後に、一連の演習を通じて、一般的なトラブルシューティング手順を学びます。

学習の目的

1. オントロジーの基本的な概念、基本的なユースケース、および設計上の意思決定を理解する。
2. Object Explorer でオブジェクトタイプを検索およびフィルター処理する。
3. Ontology Manager で新しいオブジェクトタイプやリンクタイプを作成する方法を知る。
4. ベストプラクティスに従って、オントロジーで使用するために元データセットを最適化する。
5. 上流データ変更に対応できるように、パイプラインにチェックを適用してオブジェクトタイプを保護する。
6. オントロジーのストレージおよび検索アーキテクチャを理解する。
7. 「書き戻し」やデータパイプラインにおけるその位置づけに関する経験ベースの理解を深める。
8. 一般的なオントロジー同期の問題をトラブルシューティングする練習をする。

💪 Foundry のスキル

• Object Explorer を使用して、オントロジーを検索、フィルター処理し、一般的に理解する。
• Ontology Manager を使用して、オントロジーのオブジェクトタイプとリンクタイプを作成および編集する。
• パイプライン変換を更新して、オントロジーバックエンドとの同期に最適化された元データセットを作成する。
• 「書き戻し」データセットを作成し、データパイプラインに配置する。
• オントロジー管理アプリケーションでのオブジェクトストレージインターフェースを介して、スキーマの追加および破壊的な変更に対応する。