エージェントにドライバーを追加する

エージェントを使用してソースシステムからデータを取り込むためには、そのソースにアクセスするために必要なドライバー（JDBCドライバーなど）をインストールする必要があります。主に、この作業はData Connectionを通じて行うことができますが、特定のケースでは、Palantirチームの支援が必要となる場合があります。

Foundryエージェントは、接続するさまざまなソースに対するユーザーのFoundry VPCへの単一のエントリーポイントとして機能するソフトウェアパッケージです。しかし、エージェントソフトウェアには、すべてのソースに接続するためのツールが同梱されていません。エージェントが接続できるソースタイプは多種多様で、それぞれに特有のインターフェースとコントロールセットが用意されており、それらを使用してソースと対話します。

エージェントは、主にライセンスの問題から、すべてのソースに接続する能力を持つ形で出荷されません。すべてのドライバーがオープンソースや許諾ライセンスを持っていて、エージェントと一緒に出荷できるわけではありません。

エージェントをすべてのソースに接続できる形で出荷するのではなく、エージェントにソース固有のドライバーをインストールします。これにより、接続予定のソースに対応する特定のコントロールのみをエージェントに提供することができます。プラグインやJDBCドライバーのJAR内のコードは、ユーザーのデータを直接扱います。したがって、セキュリティ上の理由から、Data Connectionとユーザーのエージェントは適切に署名されたJARのみを実行します。信頼できるドライバーが必要な場合は、Palantirに連絡して、ユーザーのユースケースを検討し、最善の進め方を決定してください。

エージェントにプラグインやドライバーを追加する作業は、Data Connectionを直接通じて行うことができます。そこでは、利用可能なJARのリストを閲覧することができます。

エージェントにドライバーを追加するためには、以下の手順を使用します：

• Data Connectionのエージェントページに移動する
• エージェント設定タブを選択する
• ドライバータブを選択する
• ドライバーを管理の右側にある編集を選択する

必要なドライバーがドライバーを管理のサイドバーに存在する場合は、それの隣にある⊕ボタンを選択して、そのドライバーをエージェントに追加します。

必要なドライバーが存在しない場合は、右上の角にある新規アップロードを選択して、新しいドライバーJARファイルをアップロードします。その後、⊕を選択してドライバーをエージェントに追加します。JDBCソースへの接続を設定するとき、ユーザーはドライバークラスを指定することはできますが、特定のドライバーを指定することはできません。そのため、エージェントには同一クラスのドライバーを1つだけ追加するべきです。

必要なドライバーを選択またはアップロードした後、新しいJARファイルを反映させるためにエージェントを再起動する必要があります。

Palantirに連絡する

ユーザーが使用する必要がある特定の信頼できるドライバーがある場合は、それをPalantirチームに提供して署名してアップロードしたり、ユーザーに返却したりすることができます。これが不可能な場合（例えば、ライセンス制約が厳しい特殊なJDBCドライバーの場合）は、ユーザーのPalantir担当者に連絡して、ユーザーのユースケースに最適な前進方法を決定してください。

特定のJARをアップロードするためにPalantir担当者の支援が必要となると思われる場合は、可能な限り早く彼らにユーザーが使用する予定のソースの種類を知らせて、適切なJARの設定を手助けしてください。